瞬間的な情熱は無意味である。持続できる情熱だけがビジネスになる。
by ジャック・マー
あなたの情熱は、長く持続していますか?
タイトルの言葉は、中国の起業家でアリババグループの創業者のジャック・マーの言葉です。
ソフトバンクグループの取締役や東京大学客員教授も務めました。
持続できる情熱だけがビジネスになると述べた深いメッセージですね。
私たちは、生きていると情熱的になることってありますよね。
何かをきっかけに、趣味や学習に夢中になり、そのことばかりを考えてしまい、自分もやってみたいと考えて、実際に行動することもあるわけです。
しかし、それがずっと長続きするかといったら、そうとは限りません。
一年くらいでやめてしまう人もいるかもしれませんし、もっと短い数ヶ月、数週間でやめてしまう人もいることでしょう。
何かに情熱を傾けて、夢中になって取り組むことはとても尊いことであり、素晴らしい価値だと思いますが、それが瞬間的なもので、すぐに情熱が冷めてしまうのであれば、あまり意味はないかもしれません。
なぜなら、その情熱を傾けた時間が無駄な時間のような感じがして、とても虚しい気持ちになってしまうからです。
もしも、情熱を傾けたことが長く持続できるとすれば、それはビジネスにもなりますし、自分の能力、技術の向上にもつながり、自身の人としての成長にもつながるのです。
情熱を傾けたことが、自分の職業になれば最高の幸せと言えるかもしれません。
せっかく情熱を傾けられるものが見つかったのでしたら、途中でつらいことがあったとしても、少し続けてみるという気持ちが大事です。
情熱を持てるものって、人生の中でそう多くは見つけられないものです。
長く続けることによって、自分の実力にもなると同時に、人としての深みや重みを増すことにもつながります。
情熱的に長く持続するということを心がけてみてください。
きっとあなた自身、人として大きな人間になれますよ。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、情熱を傾けられるようなことを行動するように心がけてください。
興味のないこと、関心が薄いことについて行動したとしても、途中で飽きてしまい、長続きすることはできないでしょう。
SDGsは「持続可能な開発目標」ですが、活動する人の心も「持続可能」なものでなければ、活動を継続することはできないのです。
常に心構えとして、忘れないようにしてください。