偉人、著名人

本気にならないのは現実の自分に直面したくないだけだ。by 榎本博明

本気にならないのは現実の自分に直面したくないだけだ。
by 榎本博明

あなたは、本気で物事に取り組んでいますか?
タイトルの言葉は、心理学者 榎本博明氏の言葉です。
もしも本気に取り組んでいない人がいるとすれば、それはその人が現実の自分に直面したくないだけだと述べた深いメッセージですね。

私たちは、何かに夢中になって取り組んでしまうことってありますよね。
時間が経つのも忘れて、物事に集中している時間は本当に幸福な時間です。
例えば、勉強や運動、趣味などに夢中に取り組んでいることがある一方で、本気になれない、真剣に取り組めないこともありますよね。

もしも、本気になれない、本気で取り組めないときはどんなときなのかを考えてみると、心理学者の榎本博明氏は、現実の自分に直面したくないからだと述べています。
例えば、勉強に本気で取り組めないとすれば、それは、その人の心に「勉強なんてやりたくない」とか「勉強しなくても大丈夫」と思っている自分がいて、それを受け入れたくない気持ちがあるから、勉強しているふりをしているだけで、本気でやっていないわけです。
つまり、「勉強したくない」という現実の自分を受け入れたくないという気持ちが強いということです。

もしも本気でやりたいと思っていないのであれば、いっそのこと、そんなことはやめて他のことに取り組んだほうがよいのです。
本気ではないのですから、やっているふりをしても何の意味もなく、単なる時間の無駄です。
それならば、本気で取り組める何かに夢中になって取り組んだほうが良いに決まっています。
自分の気持ちに素直になって、やりたいことを夢中になってやることが人間にとって有意義な時間であり、価値があるというものです。

本気で取り組めないことに無駄な時間を費やすのはやめましょう。
本気でやりたいことは、たとえ周りから「やるな」と言われてもやれるでしょう。
本気でやりたいことに貴重な時間を使うことが、人としての価値ある生き方と言えるのです。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。

SDGsの活動に関しても、本気で取り組んでいる人とそうではない人が存在します。
もしも本気で取り組めないとすれば、別の目標や活動に転換したほうがいいでしょう。
イヤイヤ取り組んでいても、他の人たちにも迷惑ですし、自分自身も面白くないでしょう。
そんな無駄な時間を過ごすくらいなら、いっそやめてしまい、別のことに時間を費やすことをお勧めします。

人は本気で取り組むからこそ、有意義な時間を過ごすことができ、成果を上げることができるわけであり、本気でないのなら、やらないほうがマシなのです。

やるからには、真剣な気持ちで本気になってやる。
その心構えだけは決して忘れないようにしてください。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で