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練習のしすぎは、砂糖の入れすぎのようなものだ。by カート・コバーン

練習のしすぎは、砂糖の入れすぎのようなものだ。
by カート・コバーン

あなたは、何事も無理にやりすぎてはいませんか?

タイトルの言葉は、アメリカのシンガーソングライター カート・コバーンの言葉です。
何事もやりすぎは良くないことを、砂糖を引き合いに出してユニークに述べた深い名言ですね。

砂糖は、食べ物を甘くするための調味料の一つです。
砂糖を入れることで、食べ物に甘みが出て、美味しくいただけることは言うまでもありません。
しかし、砂糖がどんなに美味しい調味料だとしても、それを大量に入れすぎてしまうと、甘すぎてとても食べられたものではありません。
もちろん、砂糖だけではなく、塩や香辛料など、他の調味料にも同じことが言えます。
つまり、何事も「ほどほどに」ということがあるのです。

これは、調味料に限った話ではなく、私たちの日常生活にも当てはまります。
仕事や練習など、一生懸命に取り組むことは良いことですが、やりすぎてしまうのは返って良くないのです。
仕事のし過ぎで身体を壊してしまったり、精神的に不安定になる人は世の中にはたくさんいます。
スポーツの練習の際に無理に練習しすぎてしまい、身体を壊し、スポーツ生命を絶たれてしまう人も数多くいます。
「過ぎたるは及ばざるが如し」ということわざもあります。
無理をしすぎたり、行き過ぎた行動を取ると、返って悪い状況に陥ってしまうということを常に認識し、無理をしすぎないように気をつけましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動を一生懸命に取り組んでいる人は世界中にたくさんいるわけですが、熱心に取り組むあまり、無理をしすぎてしまう人もいます。
思い通りにならなかったり、努力しても成果が上がらないことで、心が落ち込んでしまい、その後、やめてしまったり、あきらめてしまう人がいるわけです。

SDGsは、もともと困難な課題に果敢に挑戦しているわけですから、うまく行かなくても当然くらいの気持ちで取り組めばよいのです。
容易に目標が達成できるのでしたら、誰も苦労はしませんし、SDGsの存在意義がないのです。
SDGsは、達成困難なことに果敢に挑戦することに意義があるわけですから、うまく行かなくてもそれほど落ち込む必要はないのです。

未来の地球と人類のため、私たちにできることを精一杯に実践、継続していきましょう。

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