偉人、著名人

もしも子供が生まれてこなかったとしたら、どんなに恐るべき世界になっただろう。

無垢であらゆる完全な可能性を持っている子供が絶えず生まれてこなかったとしたら、世界はどんなに恐るべきものであったろう。
byジョン・ラスキン

あなたは、子供を大切にしていますか?

見出しの言葉は、イギリスの思想家で美術評論家でもあるジョン・ラスキンの名言です。
子供は社会の宝です。
もしも子供が産まれてこないとすれば、どんなに悲惨な世界であることかと述べた深い名言ですね。

子供は純真無垢であり、かわいいものです。
そして、子供には将来何でもできるあらゆる可能性を秘めています。
もしも赤ちゃんが生まれて来なかったらなんて想像すると、ゾッとしてしまいますね。

社会の宝である子供を大切に育んでいけるような社会を築いていくことが、私たち大人の使命でもあります。
しかし、最近の日本は、子供の数がどんどん減っている影響で人口がどんどん減少しています。
子供が減っている原因はいろいろと考えられますが、女性の社会進出が進み、初婚年齢が上がったことや、そもそも結婚をしない生涯独身の人もどんどん増えていることが原因です。
また、経済の停滞により一般家庭の収入が減っていることから、経済的に子供を育てるゆとりがない家庭も増えているといいます。
女性の社会進出が増えたことは喜ばしいことですが、結婚する人や子供を産む人が減っていることは本末転倒です。
これは、子供を産み育てるという社会環境がまだまだ未成熟であることの証左とも言えます。
子供は社会の宝であり、将来の担う大切な存在です。
社会全体で子供を育んでいくという環境が醸成されていくことを願うばかりです。

SDGsの目標の中にも、子供を健全に産み育てていくための目標が掲げられています。
目標5「ジェンダー平等を実現しよう」、目標8「働きがいも経済成長も」です。
また、教育という面で考えれば、目標4「質の高い教育をみんなに」も含まれます。

女性の社会進出が進んだとはいえ、まだまだ十分とは言えません。
女性は、非正規雇用の割合が高いですし、収入も男性と比べて低いのが現状です。
また、女性の出産育児の負担はかなり大きく、休職や辞職を余儀なくされたり、家事そのものの負担にも男性と比べてかなり差があることも現実なのです。
それに、育児は女性の仕事という意識がまだまだ根強く残っており、男性のみならず社会全体で子供を育てていくという機運が盛り上がっていくことが重要になるわけです。

社会の宝である子供を、どうやって大切に育んでいくかを真剣に考える時代だと言えます。
みなさんも考えてみませんか?

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で