人から嫌な言葉をもらっても、恨まないで、発奮材料にすればいい。
by 萩本欽一
あなたは、人から嫌なことを言われたとき、その人を恨んではいませんか?
タイトルの言葉は、欽ちゃんこと、コメディアンの萩本欽一さんの言葉です。
人から嫌な言葉を言われたとしても、それを力に変えればいいと述べた深いメッセージですね。
私たちは人生の中で、いろんな人と出会い、お付き合いをするわけですが、いい人もたくさんいますが、中には苦手な人、嫌だなと思う人もいますよね。
自分にとって嫌だなと思う人というのは、自分に対して嫌な言葉を浴びせてくる人とも言えるかもしれません。
もしもあなたが、誰かに嫌味や悪口を言われたとしたら、あなたはどんな気持ちになりますか?
きっと「あいつは嫌な奴だ」と恨み、憎しみの気持ちが大きくなり、怒りの感情が煮えたぎってしまうかもしれません。
しかし、どんなに腹が立ったとしても、相手に暴言を吐いたり、ましてや暴力を振るうような言動をしてはいけません。
そんなことをしては、あなたは相手と同じレベルの人間に落ちてしまいます。
そうではなく、気持ちを切り替えて、嫌な言葉を発奮材料にしてください。
「あの人は私を羨ましいから、あんなひどいことを言うのだ」と思い込むのです。
悪口を言う人というのは、その人のことが気になって仕方ないから悪口を言うのです。
気になるというのは、羨望とか憧憬の気持ちがあるという証です。
なぜなら、自分に自信があり、相手を下に見ているのなら、そんな人のことは初めから相手にせず、悪口なんて言うはずがないのです。
あなたのことを同レベル、もしくは上に見ているから、あなたの悪口を言うのです。
あなたがもし、人から不愉快な言葉を言われたら、恨むのではなく、「あいつは自分に憧れているか、羨ましく思っているんだな」と思い、自分の力に変えて、発奮するようにしてください。
決して相手を恨んではいけませんよ。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をしていると、活動していない人々から、「偽善者だ」とか「そんな無駄なことをして何になる」などと嫌な言葉を言われることがあるかもしれません。
しかし、私たちはそんな人々を恨んだり、批判したりしてはいけません。
なぜその人たちはそんなことを言うのか、想像してみてください。
もしもSDGsに関心がなかったり、わたしたちを見下しているのであれば、悪口を言って相手を傷つけようとは思わないはずです。
もしも関心がなければ、無視して通り過ぎていくはずなのです。
しかし、わざわざ悪口を言いにくると言うことは、一生懸命に活動している私たちを羨ましく思い、憧れているのです。だから、悪口を言ってくるわけです。
悪口を言われると言うことは、一つの名誉の証だとも言えるのです。
あの大谷翔平選手も、大勢の人たちから悪口を言われています。
人から嫌な言葉を言われたら、それを名誉なことだと気持ちを切り替えて、それを発奮材料にして、これからも活動を続けていきましょう。