自分はこういう人間だという縛りを取り除くことで、どんどん新しい挑戦ができるようになります。
by 相川圭子
あなたは、自分をどういう人間だと思っていますか?
見出しの言葉は、ヒマラヤ聖者 相川圭子氏の言葉です。
人は皆、自分をこういう人間だと決めつけていますが、それを取り除くことで新たな挑戦ができるのだと述べた深いメッセージですね。
あなたは自分のことをどういう人間だと思っていますか?
人は皆、自分が得意なことや苦手なこと、好きなこと、向いている仕事など、自分はこういう人間だというものを持っていますよね。
例えば、「私は人前で話すのは苦手だ」とか「運動神経が悪いのでスポーツは苦手だ」などと、自分の性格や得意・不得意を決めつけてしまい、行動を制限してしまう人も多いことと思います。
「人前で話すのは苦手だ」と思っているのは、過去に人前で恥をかいた経験があるからだと想像できるわけですが、だからと言って、その人が本当に話が下手なのかどうかはわかりません。
そのときは、たまたま準備不足でうまく話せなかっただけかもしれません。
きちんと準備して、緊張感を持ってスピーチをすれば、うまく話すことができて、その日を境にスピーチが得意になることはあり得るのです。
「スポーツが苦手だ」と思っている人も、試しにある一つのスポーツをやってみれば、それを面白く感じ、趣味や特技になる可能性だってあるのです。
「自分はこういう人間だから、そんなことはできない」と自分自身を縛り付け、行動を制限してしまうのはあまりにももったいないです。
やる前から、できないと決めつけてしまい、何もやらないのでは、人として進歩も成長もできないわけです。
「スポーツは苦手だけど、やってみようかな」という気持ちで、新たなスポーツに挑戦してみる気持ちが、あなた自身を成長させ、豊かな心を育むことにつながっていくのです。
苦手だとか嫌いだとかいう思い込みを捨て、新たなことに挑戦する気持ちを忘れないようにしたいものですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、「自分はこういう人間だから」という縛りを捨てて、いろんなことに挑戦してみる気持ちを持ってください。
「苦手な分野だからやらない」と決めつけてしまうのではなく、「ちょっとやってみる」という気持ちを持つということです。
やってみると、苦手だと思っていたことが意外と面白く感じたり、もっと続けたいという気持ちになることはよくある話です。
いろんなことに挑戦してみるというのは、好奇心旺盛でとても素晴らしい心構えです。
SDGsの活動においても、それが発揮できるといいですね。