人のせいにした瞬間に成長のチャンスがなくなります。自分次第で変わると思った方がお得です。
by 瀬戸健
あなたは、失敗や過ちを誰かのせいにしていませんか?
見出しの言葉は、スポーツクラブなどを展開するライザップグループの創業者 瀬戸健氏の言葉です。
人のせいにした瞬間に成長のチャンスがなくなると述べた、私たちに身につまされるような深いメッセージですね。
私たちの人生、何か失敗したときや不都合な出来事が起こったとき、それは自分のせいだと認めることはほとんどなく、誰かのせいにしてしまうことが多いですよね。
「失敗したのはあの人のせいだ」とか「うまくいかないのは計画そのものが良くないのだ」などと、誰かのせいにして、自分には全く責任がないと言わんばかりの態度を取ることがあります。
しかし、そんなふうに誰かのせいにしていたのでは、自分自身の成長は見込めません。
失敗や不都合なことが、本当に自分の責任ではなかったとしても、常に人のせいにしていたのでは、自分自身は全く成長することができないのです。
なぜなら、全てが人のせい、他人任せの状態だからです。
その失敗や不都合な出来事に、自分自身が関わっていたのであれば、あなたにも少しは責任があるはずで、それを全て人のせいにしてしまうのはあまりにも無責任な言動と言わざるを得ません。
全てを誰かのせいにするのではなく、「自分がこうすればよかったのかもしれない」とか「次はこうした方がいいのではないか」などと考え直し、行動に移すことで、自分自身の成長につながるのです。
他人のせいにしてしまえば、自分は何も行動を変えようとはしないわけですから、自分の成長は見込めません。
常に人のせいにしていたのでは、自身の成長はできません。
全て自分の責任だと思う必要はありませんが、「自分はこうすべきだった」と反省し、行動を見直すことで人は成長し続けることができるのです。
これから先、できれば他人や社会のせいにすることは慎むように心がけましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、うまくいかないことや失敗することがあるかもしれませんが、決してそれを他人のせいにしないようにしましょう。
他人のせいにすれば、自分は悪くないと思い込み、また同じ失敗を繰り返してしまう恐れがありますし、自身の行動にも変化がなく、成長が見込めません。
思い通りにいかないときは、「自分はこうすべきだった」と自分自身を振り返り、反省する気持ちがなければ、前へ前へと進むことができないのです。
私たちに必要なのは、原因を外部に求めるのではなく、自分に何が足りなかったのか、何をすべきだったのかを見つめ直し、行動を変えることです。
常に意識しながら、今後も活動を続けていきましょう。