大変な現場を経験しても、イヤだと思わずそれも楽しむ。イヤなことは後で笑い話にしたらいいんです。
by 夏木マリ
あなたは嫌だなと思ったとき、どんなふうに行動しますか?
見出しの言葉は、女優で歌手の夏木マリさんの言葉です。
大変だとか嫌だと思える場所でも、それを楽しもうとすることが大事だと述べた深いメッセージですね。
私たちは、生きている中で、嫌だなあと感じたり、逃げ出したくなるような現場に遭遇することがありますよね。
例えば、仕事場において、みんながピリピリと緊張感あふれるような現場だったり、どうすればいいのか困惑するような仕事をしなければならないときもあります。
また、予期しない災害や事故に巻き込まれてしまったり、嫌いな人間、苦手な人間から、嫌味を言われたり、ひどい目に遭わされることもあるかもしれません。
そんなとき、心の中は、嫌な感情があふれてきて、この場から逃げ出したくなるような気持ちに陥ってしまうことがあります。
でも、自分だけ逃げ出すわけにもいかないので、我慢してこの場を乗り越えようとすることが、人生においては何度か経験してしまうものです。
そんなときこそ、「イヤだな」と思うのではなく、この場を楽しもうと前向きな気持ちを持つことが大事です。
「この先、どんなことが起こるのだろう」とワクワクする気持ちが持てれば最高かもしれません。
嫌な感情をプラスに変えるなんて無理だと思えるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
この場から逃げ出すこともできないのですから、開き直って何とかなると思い直せばいいのです。
人間は、時には開き直ることも大切なのです。
それに、楽しもうとすれば、案外楽しめるのも事実です。
嫌だ嫌だと思うから、嫌なことが起きるのです。
そして、嫌だと思うことを乗り越えたとき、意外と簡単に乗り越えたことに気付いたり、意外と楽しめたと感じることも多いのです。
また、本当に嫌な思い、大変な思いをしたのなら、後でそれを笑い話にできると思えば良いのです。
嫌なことが永遠に続くわけではないのですから。
私たちは常に何事も、マイナスの感情ではなく、プラス思考で行動しなければならないということなのかもしれませんね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、嫌な感情、マイナスの感情ではなく、明るく前向きなプラス思考で行動するようにしてください。
「目標達成なんて無理だ」とか「みんな真面目に取り組んでくれない」などと、マイナスの感情や怒りの気持ちが強ければ、うまくいかなくなるのは当然です。
できれば、活動をする際には、それを楽しもうとか、面白そうだと思うようにしてください。
そうすれば、自然と生活の中で行動することができるようになれますし、毎日が充実できるはずです。
SDGsに限らず、何事も楽しみながら行動することが大事な心構えなんですね。