社長たるものは明日返事するよりは、間違ってもいいから、今日答えるべきである。もし間違っていることに気付いたら、訂正するばいいのである。
by 藤田田
あなたは、今日やるべきことを先延ばしにしていませんか?
見出しの言葉は、日本マクドナルドの創業者で実業家の藤田田氏の言葉です。
社長たるもの、間違ってもいいから早く決断し、早く答えを伝えるべきだと述べたビジネスマンに対する大切な心構えを説いた深いメッセージですね。
社長という立場の人は、経営判断や経営方針を決める立場であるわけですが、全従業員のトップに立つということで、責任は重大だと言えます。
大きく間違った判断をしてしまうと、会社全体が誤った方向へ行ってしまい、従業員を路頭に迷わせてしまう危険性もあるというわけです。
したがって、重要な判断をする際には慎重に時間をかけて答えを出すべきだと思われがちですが、日本マクドナルドの創業者 藤田田氏はすぐにでも答えるべきだと述べています。
なぜなら、時代は私たちが思っている以上に早く進んでおり、遅れをとるわけにはいかないからです。
今日答えるべきことを、明日に先延ばしするということは、一日遅れてしまうということになります。
そうすると、他の企業に先を越されてしまう恐れがあり、それが致命傷になることもビジネス界ではよくあるのです。
それに、今日の答えが明日変わるということは、ほとんどありません。
今日、答えが出ているのであれば、明日も同じ答えであることが多いはずです。
それならば、明日に先延ばしするのではなく、すぐにでも伝達するべきなのです。
ビジネスは競争です。社長に限らず、社会人であれば、誰でも行動が早いほど有利になります。
もしも、途中で間違っていることに気づいたら、訂正すればいいだけのことであり、ライバルに遅れをとることの方が影響が大きいのです。
ライバルよりも先に行動するという気持ちが、競争に勝ち抜くためにはとても大切な考え方なのです。
常に意識しながら、ライバルに遅れを取らないように行動したいものですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、今日からできることは、明日に先延ばしにすることなく、今日から始めるようにしてください。
明日に先延ばしにするということは、一晩たった後に延ばすということであり、今日よりも決意が弱まっているのは間違いありません。つまり、実行しないかもしれないのです。
今日やると決めたのなら、今日から始めてみましょう。
もしも間違っていることに気づいたら、そのときに考え直せば良いだけです。
何事も早く決断し、早く行動するという癖をつけて、今後も生きていきたいものですね。