意味のないことをたくさんするのが人生なんじゃよ。
by 漫画「ちびまる子ちゃん」より
あなたは、「意味のないことをしてしまった」と後悔することがありますか?
タイトルの言葉は、さくらももこさんの漫画「ちびまる子ちゃん」の中の登場人物 友蔵のセリフの一節です。
人生とは、意味のないことをたくさんするものだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、人生の中で一生懸命に頑張ったけれど、それが報われずに悪い結果になってしまい、無駄な努力だったと落ち込んでしまうことがありますよね。
また反対に、みんなが努力をしているときに自分はサボってしまい、無意味な時間を過ごしてしまい、後悔してしまうことがあります。
一生懸命に努力しても、サボってしまったとしても、いずれにしても、「無駄な時間だった」と落ち込んでしまうことがあります。
しかし、人生とはそういうものだということを意識しましょう。
自分が過ごした時間が有意義な時間ではなかったとか、無意味な時間だと思うのは、人間であれば誰もが感じる気持ちであり、もっと言えば、無意味な時間ではないのです。
例えば、一生懸命に努力した時間は、自分が集中して頑張った時間として、自分の中で蓄積され、自己の成長に繋がっていますし、サボった時間であれば、ゆっくりと体を休めたり、自分を見つめ直す時間となり得るわけで、決して無駄ではないのです。
有意義な時間か、それとも無駄な時間かなどと考えながら生きていくのは、あまり意味がありません。
なぜなら、懸命に勉強していたと思える有意義な時間も、時間が経てば、せっかく覚えた知識を忘れてしまうものですし、努力が報われないことなんて、人生においてはつきものだからです。
有意義だとか無駄などと考えていると、寝ることや休むことさえ無駄な時間だと考えてしまうので、そんなふうに考えながら生きていくのは、あまりにも息苦しいと言わざるを得ません。
自分の行動に意味があるとかないとか考えるのではなく、自分のやりたいことを楽しみながら生きていくことが大切なんですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をしていると、自分のやっていることが無意味だとか、無駄なことだと思えることがあるかもしれません。
SDGsは、世界共通のグローバルな大きな目標なので、自分一人の行動でどうにかなるものではないと思えるからです。
確かに、環境問題や人権侵害の問題を自分一人で解決できるわけではありません。
しかし、自分の活動が周りの人たちにわかってもらい、少しづつでも理解が広がっていけば、それだけであなたは大きな役割を果たしたことになるのです。
こういった地道な、一人ひとりの行動が世界を変えていくのです。
そのことだけは常に意識しながら、今後も活動を継続していきましょう。