いいことをすれば気分がいいし、悪いことをすれば罪悪感が残る。それが私の宗教です。
by エイブラハム・リンカーン
あなたは気分がいいですか? それとも悪いですか?
タイトルの言葉は、アメリカ合衆国第16代大統領 エイブラハム・リンカーンの言葉です。
いいことをすれば気分が良くなるし、悪いことをすれば罪悪感を感じて気分が悪くなる。
こんな至極当然のことこそが、自分にとっての宗教なのだと述べた深いメッセージですね。
世の中にはやっていいことと悪いことがあります。
やっていいことというのは、一生懸命に働いたり、勉強したり、人に親切にしたりすることなどたくさんありますが、いいことをした後は気分が良くなり、明日へのモチベーションが上がりますし、心身ともに健康的に生きることができます。
やってはいけないことというのは、犯罪を犯したり、違法なことをやることはもちろんダメなことですが、たとえ法律に反することではなくても、やるべきことをやらなかったり、マナーに反することをやってしまう、人の悪口や批判ばかりするなど、たくさんあります。
サボったり、一生懸命にやらなかった場合にも罪悪感を感じることがありますよね。
このように罪悪感を感じるような行動は、自分でも悪いことだと認識しながらやっているはずです。
良いことだと思いながらやっている人はおらず、「この程度のことならいいだろう」という軽い気持ちだったり、「もういいや」と少し投げやりな気持ちになって、悪いことと知りながらやってしまうこともあるかもしれません。
したがって、後になって後悔したり、罪悪感で気分が悪くなるのがわかっているのであれば、そんな悪いことは初めからしない方が良いのです。
私たちが生きていく上で大切なのは、いいことをたくさんして気分が良くなるような生き方をすることであり、できれば罪悪感を覚えるようなことはしないようにすることです。
常にこんな当たり前の生き方ができれば、私たちは豊かで充実した幸福な人生が送れるはずなのですから。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動に取り組んでいる人は、いいことをしているという認識で実践している人が多いことと思います。
いいことをしているということは、気分が良いですし、続けられるモチベーションにもつながると思いますが、ときにはサボりたいとか、少し手を抜こうなんてこともあるかもしれません。
そんなときは、きっと罪悪感を感じることもあることでしょう。
しかし、私たちは普通の人間ですし、聖人君子ではないので、ときには罪悪感を感じるような行動をしてしまうのも仕方ありません。
せっかく実践している活動ですから、私たちは、できれば途中でやめることなく、継続して活動していけば良いですね。