早く行きたければ、一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め。
by アフリカのことわざ
あなたは早く行きたいとき、一人で行動していますか?
タイトルの言葉は、アフリカに伝わることわざです。
何事も早く行きたければ一人で進むべきで、遠くまで行きたければ、誰かと一緒に進むべきだと述べた深いメッセージですね。
今回は、どこかの目的地に辿り着きたいと思ったとき、人はどんな行動をするべきかを説いたユニークなことわざを紹介します。
できるだけ早く辿り着きたいと思うのでしたら、一人で行くべきだと述べています。
早く行きたいのでしたら、一緒に行く誰かを探したり、待っている余裕はないはずです。
自分一人だけならば身軽ですし、誰かの都合を気にする必要もなく、今すぐにでも出発できますし、自分の都合だけで行動できるからです。
遠くまで行きたいと思うのでしたら、一人ではなく、誰かと一緒に行く方が良いと述べています。
遠ければ遠いほど、大勢の人と一緒の方が良いとも述べています。
遠い未知の目的地に行くためには、不安な気持ちにもなりますし、途中で困ったことが起きないとも限りません。何をしたらよいか迷ってしまうこともあるでしょう。
そのため、遠くへ行く場合には、大勢の人と一緒に行くほうが心強く、安心して出発することができるというわけです。
これは、ある場所に足を運ぶことのみに限らず、目的を持って何か行動を起こすことや、大きな仕事をするなど、さまざまな場面で役に立つ言葉だと思います。
とりあえず早く実行したい場合には、一緒に行動してくれる仲間を探す前に、自分一人で行動を始めるべきです。
また、大きな目的に向かって仕事をする場合や、困難な挑戦をするなど、目的が高く、そのゴールが遠くにある場合には、仲間を探して、一緒に行動するほうが目的を達成しやすくなるということです。
意識として覚えておくと、今後の生き方の参考になるかもしれませんよ。
SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsは、世界規模の壮大な目標ではありますが、私たちの行動の一つ一つは地道で小さな活動と言えます。
この活動を始める際には、まずは一人でできることから始めてみてください。
ゴミの分別をしたり、電気や水の節約をするなど、誰でも気軽にできることから実践すればよいのです。
また企業や団体など、大きな目標を掲げて行動する際には、志を同じくする仲間たちと共に協力しながら行動するようにしてください。
SDGsの活動には、一人でできること、仲間と協力して実践することなど、さまざまな活動があり、それぞれが自分のできる範囲で行動すればよいのです。
常に自分の果たすべき役割を意識しながら、今後も活動を続けていきましょう。
