その道の達人であれば、誰であれ信頼してよい。
by エドワード・コーク
あなたは達人と呼べる人物を知っていますか?
タイトルの言葉は、イングランドの政治家で法律家でもあったエドワード・コークの言葉です。
何かの分野において達人と呼べる人物であれば、誰であれ信頼してよいのだと述べた深いメッセージですね。
あなたの職場や地域において、達人と呼ばれている人物はいるでしょうか?
「この仕事をさせたら、右に出る人はいない」とか「数十年も続けており、この道のプロだ」と呼べる人が職場や地域において、存在するものです。
もしもそんな「達人」と呼べる人と知り合いになれたのでしたら、その出会いを大切にしたほうがいいと思います。
達人と呼ばれているということは、その人が過去に、人知れず、相当の努力をし、技術力を磨いてきたからに他ならないからです。
そこには常人にはない、並大抵の努力では計り知れない苦労があったはずなので、人生においても、仕事する上でも、その人から学ぶことがたくさん見つかるはずです。
そして、その人から教えられたり、話をすることで、自分自身の能力が上がり、成長していけるというわけです。
達人と呼ばれている人がいるとすれば、例外なく信頼して良いと思います。
達人ということは、凡人とは違い、相当の努力と学びを積み重ねてきた人に違いありません。
だからこそ信頼していいのです。
中には、気難しい人や近寄りがたい人もいるかもしれませんが、できれば直接向き合って、教えを請うくらいの気持ちが重要だと思います。
達人ということは、凡人ではないので、少し変わった人が多いかもしれませんが、だからこそ人間的には魅力ある人物であることは間違いありません。
私たちの周りは、ほとんどが凡人と呼べる普通の人ばかりなので、そんな人物とお近づきになれるなんて幸福そのものです。
そして、できれば自分自身も「達人」と呼ばれるような人物になれるように努力することも大切かもしれません。
「達人」を見て、「すごい人だなあ」などと、ただ感動しているだけではなく、自分自身も相当の努力をして、達人にも認められ、達人をも超えられる人になれれば、こんな名誉なことはありませんからね。
皆様も、達人と呼べる人に出会えたら、その出会いを大切にし、自分の成長へとつなげていってください。
