絶望と希望の間にかかる最良の橋とは、一晩の熟睡である。
by E・ジョセフ・コスマン
あなたは絶望したとき、どう対処していますか?
タイトルの言葉は、アメリカの発明家であり、実業家でもあったE・ジョセフ・コスマンの言葉です。
絶望から開放される最良の方法は、一晩の熟睡だと述べた深いメッセージですね。
私たちは人生の中で、大きな失敗をしたり、事故や災害に見舞われるなど、ひどく落ち込んでしまったり、絶望の淵に落とされてしまうような気持ちになることがありますよね。
そんなとき、人は怒りを感じたり、悲しみのどん底に突き落とされるような気持ちになるなど、心が乱れ、冷静な心の状態ではいられなくなります。
発明家であり、実業家としても活躍したE・ジョセフ・コスマンは、絶望の淵から逃れるには、熟睡することが最良の方法だと述べています。
絶望しているときに、熟睡なんてできるわけがないと思った人も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
人は、どんなに心が乱れ、パニックに陥っていたとしても、その興奮状態を長く維持することはできないのです。
時間の経過とともに、身体はもちろんのこと、心も疲れてきます。
疲れた心身の状態を、いつまでも維持することなんてできないのです。
この疲れた心身を癒やしてくれる、治してくれる最良の方法が睡眠ということになるわけです。
心がパニック状態のときに、眠ることなどできないと思うかもしれませんが、そんなときこそ、無理にでも布団に入って横になるのです。
心と身体は疲れているので、布団に横になっているだけで、そのうち眠れるようになるはずです。
そして、眠りから覚めたら、昨日よりも心身ともに、少しは良い状態になっているはずなのです。
心が乱れた状態がいつまでも続くなんてことはありません。
時間の経過とともに少しずつ改善していくことは、皆様も経験してきているはずです。
深く落ち込んだり、絶望の淵に落ちたときに、頭の中でグルグルといろんなことを考えても仕方ありません。
何も考えずに、眠ってしまう方が、心身の疲れもとれますし、絶望から開放されるはずです。
ぜひ忘れないようにしてください。
