いつも運のいい人は他人に損をさせないことを優先する。なぜか運の悪い人は自分が得するかどうかで判断する。
by 井内由佳
あなたは、自分が得することばかり考えてはいませんか?
見出しの言葉は、カウンセラーで著述家としても活躍している井内由佳氏の言葉です。
運が良いか悪いかは、他人に損をさせないことを優先するかどうかだと述べた深いメッセージですね。
私たちの周りにはいろんな人がいるわけですが、いつも運がいいと思われる人もいれば、運が悪いことばかり起きる人もいます。
運が良いというのは、物事が思い通りに順調に進んだり、成功体験をすることを指します。
運が悪いというのは、その逆を指すわけですが、こういった運の良し悪しというのは、単なる運ではなく、その人の考え方や行動によって導かれていくのだと、カウンセラーで著述家の井内由佳氏は述べています。
運が良い人というのは、他人に損をさせないなど、自分のためではなく他人を優先させるような行動をとる人が多いのです。
自分以外の誰かを優先するということは、その人たちから信頼されたり尊敬されたりするので、自分が困ったときには助けてもらえますし、自分を応援してくれる人が増えることにつながります。
自分に協力してくれたり、助けてくれることが多くなるので、必然的に物事がうまくいく、つまり運が良いことがたくさん起きるということになるわけです。
反対に、自分が得することばかり考え、他人のことを考えない人は、周りから嫌われますし、困ったときにも、誰も助けてくれないことでしょう。
自分さえ良ければ良いとか、他人なんてどうなっても構わないと思っている人を助けたいと思う人はいませんからね。
だから、自分本位な人は、物事がうまくいかずに、運が悪いと思えるような結果になるのです。
したがって、運が良いとか悪いとかは、周りから自分がどう思われるかに大きな影響を受けるということです。
単なる偶然で運がめぐってきたり、たまたま運の良いことが起きることも、もちろんあり得るわけですが、私たちの人生においては、自分の考え、行動によって、運を引き寄せたり、反対に運を遠ざけてしまうこともあるのです。
むしろ、自分の考え方や行動によって、その結果が伴うのは間違いありません。
自分は運が悪い人間などと嘆く前に、これまでの生き方を振り返り、どんな考え方、行動をとれば、幸運を引き寄せることができるのか、よく考えながら、今後も生きていきましょう。
