目の前の仕事に全精神を集中させよ。太陽の光も一点に集めなければ発火しないのである。
by アレクサンダー・グラハム・ベル
あなたは、目の前の仕事に全精神を集中させていますか?
タイトルの言葉は、電話機の発明者として知られるスコットランド出身の科学者 アレクサンダー・グラハム・ベルの言葉です。
どんな仕事であっても、目の前の仕事に全精神を集中させて取り組まなければならないのだと述べた、社会人に対する戒めのような深いメッセージですね。
私たちが仕事をする際には、集中して誠実に仕事をこなしている人がほとんどだと思われますが、ときには手を抜いてしまったり、集中力がなくなって、ぼーっとしてしまう時間があるかもしれません。
そんなときに、事故やケガをしてしまうことが多いようです。
人が全精神を集中させて、緊張しながら仕事に取り組んでいれば、事故を起こしたり、怪我をしたりすることはないのです。
もしも職場で、事故や怪我を負うようなことが起きたとしたら、それは集中力や誠実さを失っていたからに他ならないのです。
人間の能力には限界があるので、仕事中、ずっと集中力を持続し続けることなんて不可能ですし、ときには休みをとったり、ほっと一息をつく時間も必要です。
しかし、仕事モードに入ったら、全精神を集中させて、誠実に仕事をこなさなければならないのは当然のことです。
どんな仕事をするにせよ、社会人として仕事をする際には、その人には必ず責任が伴うので、やるべき仕事をきちんとこなさなければならない義務があるのです。
全精神を集中させれば、それが強いエネルギーとなって大きな力を発揮し、良い仕事につながっていくというわけです。
太陽の光は、それだけで発火することはありませんが、虫眼鏡などで光を一点に集中させれば、高温になり、やがて発火します。
人間の心も同じです。
いろんなことを考えて、仕事に集中していなければ、心は上の空で、事故やケガに見舞われてしまう恐れが高くなるのです。
例えば、車の運転中に、運転に集中することなく、ぼーっと違うことを考えていては、事故を起こすリスクが高まるのです。
どんな職業であっても、やるべき仕事を誠実に、集中力を持ってこなさなければならないのは至極当然のことです。
それはたとえアルバイトであっても派遣社員であっても同じことです。
仕事をする以上は、全精神を集中させて、誠実に仕事をしなければならないのです。
