今、不満を言う人は、もっと面白い場面や場所があるのに、これを探そうとしない横着者だと思う。
by 高原慶一朗
あなたは不満ばかりを口に出していませんか?
見出しの言葉は、ユニ・チャームの創業者 高原慶一朗氏の名言です。
不満を言う人間は横着者だと述べた、胸に突き刺さるような深いメッセージですね。
私たちは人生の中で、思いどおりに行かずに不満を覚えたり、文句を言いたくなるようなことがありますよね。
不満を言えば、少しは気持ちが楽になれることもあるかもしれませんが、ほとんどの場合、何も変わらないか、むしろ悪化することが多いように思います。
今、不満を言うということはどういうことか。
それは、今のモヤモヤした気持ちをただ吐き出しているだけで、現状を改善しようとか、何とかうまく乗り越えようという気持ちはありません。
賢い人であれば、今の不満な気持ちを口に出すのではなく、どうすればそれを改善することができるかを考えます。
もっと言えば、何か面白いアイデアやひらめきを信じて、行動を始める人もいるかもしれません。
今、不満を言っている人というのは、何かを変えようとする意欲など持っておらず、ただ単に気持ちを吐き出しているだけの横着者だと言えます。
不平不満を口に出すのではなく、もっと続けていけば、「面白いことが起きるかもしれない」とか、「きっとうまくいくに違いない」と気持ちを切り替えて、行動を継続するほうが賢明と言えそうです。
不満を口に出したところで、周りに不快感を与えるだけで、何も良いことなどないのですから、それよりも自分が何をするべきかを考え、ネガティブな言葉を口に出さないようにしましょう。
それが、あなたの人間力、人格形成につながっていくのです。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をしていても、不平不満、文句ばかり言っている人がいます。
未来の地球や人類のために、せっかく素晴らしい活動をしているのに、不満ばかりを口に出すのは、見当違いと言わざるを得ません。
不平不満を口に出すということは、真剣な気持ちが足りないことの表れであり、もっと言えば活動そのものをしたくないのかもしれません。
思いどおりに事が運ばず、不満に思うことがあったとしても、それを口に出して、周りにアピールすることが賢明な人とは思えません。
不満を言わずに続けていけば、何か面白いことが発見できるかもしれませんよ。