良い裁判官は、自分の家あたりから始める。ｂｙメキシコのことわざ

良い裁判官は、自分の家あたりから始める。
ｂｙメキシコのことわざ

あなたは、自分の身の回りのことを、きちんとしていますか？

タイトルの言葉は、メキシコのことわざです。
日本のことわざで言うところの「人の振り見て我が振り直せ」のようなニュアンスのことわざですね。

他人に対して、偉そうに「ああしろ、こうしろ」「もっとちゃんとやれ」などと言う人がいます。
こんな人は、自分の身の回りのことはきちんとしているのでしょうか？

もしも、他人には偉そうな態度をとっている人が、自分では何もせず、部屋の片付けもできずに散らかっており、だらしない生活をしているとしたら、誰がこんな人の言うことを聞くでしょうか。
人にいろいろ指図をする前に、自分がきちんとしなければ、だれからも信用されません。

私たちは、他人に対しては厳しい目で見て、自分に対しては甘いというのは人間の性（さが）です。
分かりやすい例だと、あおり運転をしている人は、他人のマナーには厳しく、自分のやっていることは正しいと思い込んでいるのです。
自分の方がよほど危険な運転をしているにも関わらず、他人に対して無性に腹が立つ。
人間とは何とも浅はかな生き物ですね。

あなたは、決してこのような生き物にはならないように気をつけてくださいね。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの取り組みは、多くの人に推奨し、みんなと一緒に行動を続けていくことが大切ですが、まずは自分自身の身の回りでできることから始めてみましょう。
日常生活の中で、環境に配慮する取り組みをしたり、人権を侵すような行動をしないなど、社会や環境に悪いことはしないように意識しながら生活することから始めてみましょう。

自分の身の回りのことができない人に、SDGsの取り組みは困難です。
まずは、自分にできることから始めることがポイントです。