独りでは、我々はほんの少しのことしかできない。一緒ならたくさんのことができる。
byヘレン・ケラー
あなたは独りで行動していますか? それとも・・・。
タイトルの言葉は、アメリカの社会福祉活動家 ヘレン・ケラーの名言です。
盲聾唖者として、強く生きたのみならず、多くの社会福祉事業に貢献した彼女の深い名言ですね。
私たち人間には、無限の能力があると言われていますが、一人の力には限界があります。
例えば、街を歩いていると、大きな建物や道路、橋などのインフラが多く目につくわけですが、こんな大きなものを人間は建築することができるわけです。
他の動物でこんな大それたことのできる生き物はいません。
街を歩いているだけでも、「なぜ人間はこんなものを造ることができるのだろう」と不思議に思うことがあります。
そして、よくよく考えてみると、建物も道路も橋も全て人間が造り出したものですが、決して独りで造ったものではありません。というよりも、独りで造れるはずがないのです。
そこには、大勢の人の知恵や技術が結集し、造り上げるという工程があったからこそ、出来上がったわけです。
もちろん、このインフラのみならず、社会に存在するあらゆるものが、人間の能力が大いに発揮された産物であることが改めて思い知らされます。
そう考えると、人間のあらゆる能力が大勢結集すると、ものすごい能力を発揮することを再認識させられます。
そして、これからも技術革新がますます進んで、どんどん便利な社会になっていくことは間違いありません。
人間一人の力では、大きなことはできませんが、大勢が集まれば、ものすごいことができるという人間の能力を今一度、見直してみて、自分自身もその一人として大いに能力を発揮していこうではありませんか?
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すための国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動こそ、大勢の人の力が一致団結して結集すれば、目標達成が可能です。
一人の力では大したことはできませんが、大勢の人が集まれば大きな成果を上げることができるというのがSDGsの醍醐味とも言える活動です。
未来の地球と人類をより良い社会にするために、私たち一人ひとりができることを少しずつでも実践すれば、やがては大きな成果となって現れるはずです。
常に意識しながら、行動実践を継続していきましょう。