組織は人の集まりではなく、人の思考様式の集まりである。
by クリス・アージリス
あなたの所属する組織は、単なる集団ではありませんか?
タイトルの言葉は、アメリカの経営学者 クリス・アージリスの言葉です。
組織とは、単なる人の集まりではなく、思考様式の集まりだと述べた深いメッセージですね。
私たちが生きている社会には、数多くの組織がありますよね。
社団法人や財団法人、株式会社などの法人組織、地域活動を行う団体、役所や政治家などの団体など、数多くの組織と呼ばれる団体があります。
組織というと、2人以上の人が集まれば組織を形成することができるわけですが、たとえ目的があったとしても、単に人が集まっているだけでは組織とは呼びません。
アメリカの経営学者のクリス・アージリスは、単なる人の集まりではなく、人の思考様式の集まりを組織と呼ぶのだと述べています。
例えば、劇場に集まってくる観衆は、組織ではありません。
これらの集団は、単にコンサートや演劇を見に来ているだけの人たちであり、思考様式の集まりではないからです。
この人たちは、コンサートや演劇を楽しみたいという目的があって集まってきているわけですが、目的が同じでも、そこに思考様式が伴わなければ、組織とは呼べないのです。
組織と言えば、その代表に会社が挙げられるわけですが、会社は単なる人の集まりではなく、思考様式の集まりと言えます。
多くの人が集まって、思考をめぐらし、議論を重ね、判断をし、計画を立て、具体的に活動を行うからです。
組織に属する人間には、それぞれの役割や立場があり、それぞれが自分の役割を果たし、責任を持って自分の立場を全うするのが組織と呼べるものです。
単に人が集まっているだけでは組織と呼べないのは理解していただけることと思いますが、何も決められず、何も行動できない集団だとすれば、それは健全な組織とは言えないかもしれません。
例えば、トップに立つ人間の言うがままにしか動かない団体とか、議論しても何も決められずに、現状のまま何も変わらない団体があるとすれば、それは単なる団体であって、組織とは呼べないかもしれません。
団体に属する人間一人一人が、考え、行動し、それぞれの役割を十分に果たすことができれば、それこそが健全な組織であり、社会貢献できる人の集まりと言えるのです。
あなたの属している団体は、そんな健全な組織と言えるでしょうか?
改めて見直してみるのも必要かもしれませんね。
