人にどう思われるだろうかなど気にするなら、それは相手の捕虜になるということである。
by 老子
あなたは、周りの人の意見や評価を気にし過ぎていませんか?
タイトルの言葉は、古代中国の思想家 老子の言葉です。
他人にどう思われるかを気にすることは、愚かなことだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、他人にどう見られるだろうか、どう評価されるだろうかと気にしてしまうことがありますよね。
他人の目を気にし過ぎてしまい、実行することをためらい、結局は何も行動できなかったり、途中であきらめてしまうこともあるかもしれません。
自分自身が信念を持って実践したいと思うのでしたら、他人からどう思われようと気にする必要はありません。
もちろん、犯罪を犯したり、ルールやマナーに反する行為をしてはいけませんが、その場合は他人の目を気にするというよりも、自分自身の心に反する行為と思っているはずです。
そうではなく、自分がやりたいと思っていること、自分がやらなければと思っているのであれば、自信を持って実践すべきなのです。
他人から、「あなたには無理だ」とか「まだ早い」などという理由で反対されるような、周りの意見や評価を気にして、自分の行動を制限するようなことはしないでください。
もしも、他人の意見や評価を気にし過ぎて、自分が行動できなくなったとしたら、それはあなた自身がその相手の捕虜になっている状態と同じなのです。
自分の考えではなく、相手の意見に従っているだけなので、捕虜と同じというわけです。
自分の行動は自分で判断し、行動するのが基本であり、他人にとやかく言われることではないのです。
あなたの人生はあなた自身のものであり、他人のものではないのですから。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動においても、他人からどう思われるのかとか、他人の意見や評価を気にしすぎることのないようにしてください。
未来の地球と人類のために、自分の信念を持って活動しているわけですから、自信を持って行動を続ければ良いのです。
それに、何も行動していない人たちから何を言われようと、そんな意見は全く説得力がなく、言わば単なる悪口に過ぎません。
そんな人たちの言葉など、全く気にする必要などないのです。
どちら側の人間が、人に信頼され、尊い活動をしているのかは、火を見るより明らかです。
他人にどう思われるのかなんて、全く気にすることなく、自分の信念に基づき、活動を継続してください。