役に立たないもの、美しいと思わないものを家に置いてはならない。
byウィリアム・モリス
あなたの家には、使わないものや美しいと思わないものはありませんか?
タイトルの言葉は、イギリスの詩人 ウィリアム・モリスの名言です。
多くの人の胸にグサッと突き刺さるような、耳が痛くなるような深い名言ですね。
皆様の家には、使わないものや美しくないものはありませんか?
押し入れや物置の奥に眠っているものの中にも、不要なものを大事に保管してはいませんか?
現代社会はモノがあふれています。
お金さえ出せば何でも手に入る時代であり、欲しい物があれば、つい衝動買いをしてしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、もう役に立たなくなって使えないものや、美しいと思わないものは、自分の家には置いてはならないとイギリスの詩人 ウィリアム・モリスは述べています。
そんなものが家に置いてあっても、気分が悪くなるだけですし、運気も下がってしまいます。
余計なモノがあふれているというのは、貧しい人間の特徴です。
富裕層ほどモノがあふれていると思われがちですが、決してそんなことはありません。
富裕層ほど、お金の使い方を心得ておりますし、余計なものや使わないモノはさっさと捨ててしまうのです。
なぜなら、そんな役に立たないものがあっても、自分の生活に悪影響があり、運気を下げることを知っているからです。
物に執着するのは、心が貧困な証なのです。
何年か前に断捨離という言葉が流行しましたが、不要なものは躊躇なく捨てる習慣を持つ方が、運気も上がるし、精神的にも豊かで充実した気持ちになれるものなのです。
「断捨離」
ぜひ、自分の心に留めておいて、要らないものを思い切り捨てる習慣を持てるようにしましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの目標の中には、環境対策やリサイクルの問題があるので、断捨離という考え方は矛盾すると思われがちですが、そんなことはありません。
断捨離は、「ゴミとして捨ててしまう」という意味だけではなく、リサイクルや売却、寄付といったものも含まれるのです。
「余計なものを家に置かない」という意味であり、もったいないけどすべてをゴミとして処分するという意味ではないのです。
自分たちにとっては不要なものでも、他の人にとっては必要なものになるかもしれません。
自分の生活だけではなく、地域や社会のために何ができるのか、真剣に考えてみるのもいいかもしれませんね。