他人にそんなにやすやすと、自分の才能の判断を任せてはいけない。
by 山田ズーニー
あなたは自分の才能を他人に判断させていませんか?
タイトルの言葉は、作家で教育者としても活躍している山田ズーニー氏の言葉です。
自分の才能について、他人にやすやすと判断させてはいけないのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは人生の中で、何かに挑戦したり、初めてのことや難しいことを実行しようとすることがあります。
そんなとき、少しやってみて、「自分には向いていないかな」とか「自分には才能がないかも」と思い、落ち込んでしまったり、やめてしまうことがあるかもしれません。
自分自身がそう感じてしまうのは仕方ないことかもしれませんが、他の人からそう言われることも、人生の中ではよくあることです。
「あなたには向いていません」とか「あなたには才能がないかも」などと他人から失礼な言葉を浴びせられることがあるわけです。
自分のことをよく知らない人物が、自分の行動を少し見ただけで、「向いていない」とか「才能がない」などと、そんな失礼なことを言われる筋合いはありません。
「あなたが自分の何を知っているんだ」と、言いたくもなりますよね。
もしもあなたをよく知っている家族や友人だとしても、あなたの才能や本当の実力を知っているわけもありません。
つまり、自分の才能とか向いているかどうかなんて、他人にその判断を任せてはいけないのです。
他人から、「向いていない」とか「才能がない」と言われたとしても、「そうかもしれない」と思い込む必要はないのです。
それに、才能があるかどうかなんて、それを続けていくことで判断できるわけで、自分自身でも簡単に判断できることではないのです。
ましてや、他人の誰かが判断できるはずもありません。
したがって、他人からとやかく言われたとしても、全く気にする必要はないのです。
大事なのは、才能があるかどうかではなく、自分がやりたいかどうか、続けたいかどうかの気持ち次第だということになります。
才能なんてものは、続けていけば誰でもうまくなりますし、好きになれれば自然と身につくものなのです。
他人から自分の才能について何か言われたとしても、それは単なる無責任で適当な発言だと無視して構いません。
大切なのは、あなた自身がそれを好きなのか、やりたいのか、続けたいのかを自分で判断することです。
才能なんてものは、後からついてくるものなのですから。
