時計を見るな。時計を見習え。進み続けるのだ。
by サム・レヴェンソン
あなたは時計を気にしすぎてはいませんか?
タイトルの言葉は、アメリカの作家でテレビ司会者としても活躍したサム・レヴェンソンの言葉です。
時計を見てはいけない、時計を見習って進み続けろと述べた深いメッセージですね。
私たちは生きていく中で、時計を気にしすぎてしまうことがありますよね。
アメリカの作家でテレビ司会者としても活躍したサム・レヴェンソンは、「時計を見るな。見習え」と述べています。
いったいどういうことでしょうか?
時計は時間を知るための道具であり、しかもほとんどの人が時計を持っているものです。
現代社会においては、時間に管理されて生きていかなければならないことが多いのが現状です。
学生にしても、社会人にしても、時間によってきっちり予定が決まっており、時計がなければ行動できないことが多いのも事実としてあります。
そして、それは人間の悲しい性(さが)とも言えるわけです。
しかし、時間を気にしながら、管理されながら生きているということは、行動に制限をかけながら生きているということになります。
「何時までにこれを終えければならない」とか「何時からはこれをしなければならない」など、自分の行動に制限をかけていることに他ならないわけです。
時間によって管理されているこの現代社会においては、もちろん仕方ないことなのですが、よく考えてみると、皮肉なことに、それは私たちの心と身体を制限していることには変わりないわけです。
人間以外の動物で、時間を気にしている動物はいません。
自由に行動し、自分の好きなように生きているのです。
人間だけが時間を気にして、時計を見ながら生きているわけです。
時計なんて見ても見なくても、時間は進み続けていきます。
現代社会を生きていく上で、全く時間を気にせずに生きていくことは不可能かもしれませんが、あまりにも時間を気にしすぎて、時間に縛られるような生活が、果たして幸福で賢明な生き方と言えるのでしょうか?
時計ばかりを気にするような人は、本来やるべきことに集中していないとも言えます。
仕事をしている人が、「早く終業時間にならないかな」と時計を気にしているとすれば、それは仕事に集中していないことになります。
一生懸命に仕事や勉強をしている人、懸命に努力している人は、時間なんて気にせずに、夢中になって物事に取り組んでいるはずです。
時計を気にする人生よりも、ときには時間を気にしないで生きていくのもいいものです。
あなたの人生の中で、少し意識してみてはいかがでしょうか?
