失敗すると悩むし落ち込む。けれどプロはすぐに次の試合がある。引きずるわけにはいかない。
by 新井貴浩
あなたは、失敗や過ちをずっと引きずっていませんか?
見出しの言葉は、元プロ野球選手で現在は広島東洋カープの監督を務める新井貴浩氏の言葉です。
失敗すると落ち込むけれど、引きずるわけにはいかないと述べた、私たちに元気を与えてくれるような深いメッセージですね。
私たちは、人生の中で、うまく行かないことや失敗、過ちを犯してしまい、ひどく悩んだり、落ち込んでしまうことがありますよね。
うまく行かなかったわけですから、悩んだり落ち込んだりするのは仕方ないかもしれません。
しかし、それを次の日も次の日も引きずってしまうとすれば、それは良くないことだと言わざるを得ません。
例えば、仕事で大きな失敗をしてしまったとしても、それで終わりではありませんよね。
次の日も次の日も、仕事をしなければなりません。
場合によっては、その失敗の後始末をしなくてはいけないこともあるでしょう。
失敗したからといって、すぐに仕事を放り出して逃げ出すこともできないのです。
私たちは、日々の生活を送らなければならないわけで、一つの失敗をずっと引きずったまま、生きていくわけには行かないのです。
だとしたら、失敗したことを反省して、二度と失敗しないように気を引き締めて、次の日を迎えなければならないのです。
いつまでもクヨクヨと悩んだり、落ち込んでいても何も解決しないどころか、ますます状況は悪化してしまうでしょう。
失敗したり、過ちを犯したとしても、悩んだり落ち込む時間は極力短くして、すぐに気持ちを切り替えて、次の日を迎えましょう。
そして、自分が何をするべきかを考え、実践するのです。
それこそが賢明な人間のとるべき行動なのです。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動は、うまく行かないこと、失敗の連続です。
世界における困難な課題に果敢に挑戦しているわけですから、うまく行かないことが多いのは仕方ないのです。
そのため、うまく行かないからといって、悩んだり落ち込んでいては、自分の身が持ちません。
だからといって、開き直って、全く悩まなくてもいいかというと、そうではありません。
なぜうまく行かなかったのかを検証し、次回にはうまくできるように考えることは重要になります。
失敗したことをクヨクヨと長期間に渡って引きずり、悩み、落ち込むことが良くないということです。
失敗しても、次のステップに進めるように、明るく前向きな気持を忘れずに、今後も活動を続けていきましょう。