苦しい思いをすると、同時にもっとやれる自分が見えてくる。
by 澤穂希
あなたは苦しいとき、どんな思いで行動していますか?
タイトルの言葉は、サッカー女子日本代表を務めた元サッカー選手 澤穂希氏の言葉です。
苦しい思いをした時には、同時にもっとやれると思える自分が見えてくると述べた深いメッセージですね。
あなたは自分自身の能力や技術力がどれくらいあるのか、知っていますか?
おそらく自分のことながら、自分の能力がどれくらいあるのか、計り知れないことと思います。
私たちは自分の人生の中で、勉強やスポーツなど、一生懸命に努力をすることがあるわけですが、どれくらい技術や能力が伸びていくのか、自分でもよくわからないものです。
努力を続けていくことは、ときには苦しい思いをすることがあるわけですが、「まだまだできる」とか「もうこれ以上は頑張れない」などと思ってしまうことがありますよね。
苦しい思いをしているときこそ、自分がどれくらいできるのか、もっとやれるんじゃないかと思えるチャンスとも言えます。
何も努力もせず、楽な気持ちになっているときに、自分の能力や技術力について考えることはありません。
楽な状態のときには、自分が成長しているという実感を感じることなど、あり得ないからです。
苦しいときだからこそ、もっと伸びる、もっと成長できると思えるわけです。
一生懸命に努力を続ければ、自分の能力や技術力が伸びていくのは間違いありませんが、それが苦しいと感じたとき、もっと自分は成長できるという確信めいたものを自分の気持ちの中に芽生えてくることがあると思うのです。
苦しいと感じるのは、自分が努力している証であり、自分が成長しているバロメータでもあります。
努力もしないで、楽なことばかりしていれば、人間は成長することも能力を伸ばすこともできません。
苦しみを喜びに変えて、無理をしない程度に少し頑張ってみるという気持ちを持ち続けていきたいものですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をしていても、思いどおりに事が運ばなかったり、失敗を繰り返したりして、苦しい思いをする事があるかもしれません。
しかし、苦しい思いをするということは、あなたが一生懸命に努力をしている証であり、真面目に取り組んでいるからこそ、苦しくなってしまうのです。
したがって、苦しんでいるときには、自分は何をするべきなのかを考え直し、行動を見直すとともに、自分は成長しているのだという思いで、今後も活動を続けてください。
近い将来、あなたの努力が必ず実を結ぶことになることを信じて・・・。