仏さんは「道は開いてやるけれど、後は自分でもって考えなさい。」って言うんだな。簡単には人生の答えはくれない。
by 酒井雄哉
あなたは、自分自身で人生の道を切り開いていますか?
見出しの言葉は、天台宗の僧侶 酒井雄哉氏の言葉です。
仏様は、道を開いてはくれるが、全ての道を開いてくれるわけではなく、自分で考えて答えを見つけるべきだと述べた深いメッセージですね。
私たちの人生、生まれ育った環境や出会う人々によって、それぞれの人生が切り開いていくわけですが、それはある意味、仏様のお導きと言えるのかもしれません。
いつどこで生まれ、どんな人と出会うかは、自分の意思で決まるものではなく、偶然であることがほとんどだからです。
そうして私たち人は、自分がどんな人生を歩んでいくのかを自分で決断することになるわけです。
自分がどんな人生を歩むかを決めた後は、自分自身で考え、行動しなければなりません。
自分の人生をすべて神様や仏様に委ねることなどできるはずもなく、何をするべきかを自分で考え、具体的な行動を起こしていかなければならないわけです。
人生とは、神様、仏様が全ての道を切り開き、何をすべきかを導いてくれるわけではないのは、周知のとおりです。
もしかしたら、神様や仏様は、「あとはお前次第だ。やれることを精一杯やってみろ」と背中を押してくれるのかもしれません。
そして、一生懸命に頑張っている人を見て、成功とか喜びというご褒美をくれるのかもしれませんね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をしている人が、仏様のお導きで始めたわけではないかもしれませんが、人々との出会いや生活環境によって、SDGsに関心を持つこととなり、始めたものと思います。
せっかくSDGsに関心を持ったわけですから、あとは自分で考え、具体的な行動を始めるようにしてください。
目標達成はそう簡単なことではなく、失敗することも多々あると思いますし、なかなか良い答えが見つからないかもしれませんが、焦らずにじっくりと腰を据えて、長い目で行動するようにしてください。
SDGsは、あきらめずに長く継続することが重要であり、目標達成できるかどうかは二の次です。
大事なのは、目標達成を果たそうと、努力を続けることなのです。
未来の地球と人類のため、私たちに何ができるのか、何をすべきかを考え、具体的な行動を継続して実践するように努めてください。