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良くも悪くも過去は学びの材料であり、それ以外の何ものでもないのです。

良くも悪くも過去は学びの材料であり、それ以外の何ものでもないのです。
by 野上洋幸

あなたは、過去の出来事、経験に悪影響を受けてはいませんか?

タイトルの言葉は、モティベートトレーナー、実業家、コンサルタントとしても活躍している野上洋幸氏の言葉です。
過去の経験、出来事は、すべてが学びの材料であり、それ以外の何ものでもないと述べた深いメッセージですね。

私たちの人生、過去から現在、未来へと続いていくわけですが、過去の出来事や経験に影響を受け続けている人っていますよね。
例えば、過去につらい経験をしたり、悲しい出来事があった人が、それをいつまでも引きずってしまい、長い間、落ち込んだ状態を続けてしまう人がいます。
反対に、過去に成功体験、栄光をつかんだ人が、その経験をいつまでも自慢し続けてしまい、成長が止まってしまう人もいます。
こういった人たちは、良い意味でも悪い意味でも過去の出来事や経験に悪影響を受けてしまったとも言えるわけです。

しかし、過去の経験というのは、良くも悪くも過ぎ去った出来事であり、学びの材料の一つであることに間違いありません。
良い意味でも悪い意味でも、その経験を今後の人生に生かさなければなりません。
良い経験をしたのであれば、その経験を生かして、もっと成長しよう、向上しようとすることが大切ですし、悪い経験、失敗をしたのであれば、その経験を生かして、「もう二度と同じ経験をしないようにしよう」と気持ちを切り替えて、今後の生き方に生かさなければならないのです。
つまり、過去を学びの材料にするということです。

しかし、過去の経験に悪影響を受けて、成長が止まってしまったとしたら、それは何も学んでいないということになるわけです。
私たちの身に起こる出来事や経験は、一つ一つが学びの材料になりえます。
そのことを決して忘れずに、今後の人生にぜひ生かしてください。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。

SDGsの目標こそ、過去の出来事、経験を改めていくということであり、今回、ご紹介の名言にピッタリの活動と言えます。
過去および現在における人間の過ちを、少しずつでも改めて行こうとする気持ちがなければ、何も学んでいないということと同じです。

目標達成を目指すことも重要な心構えですが、過去の過ちを改めようとする気持ちがなければ、何も始まらないことも事実です。
まず私たちに必要なことは、意識を変えることです。
例えば、目標5の「ジェンダー平等を実現しよう」という概念について、男女差別はもちろんのこと、性的マイノリティーの人々に対する差別意識を持たないという意識を持つことが重要になるのです。

過去の過ちを学びに変えること、SDGsにおいても重要な心構えです。
意識しながら活動を続けてください。

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