高い塔を建ててみなければ、新たな水平線は見えてこない。
by 川口淳一郎
あなたは、高い志を持って行動していますか?
タイトルの言葉は、小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーを務めていた宇宙工学者で工学博士の川口淳一郎先生の言葉です。
同じ目線のままでは、新たなものは見えてこないと述べた深いメッセージですね。
私たちが、例えば高い塔に登ったときや、高層ビルの屋上などに上がったとき、そこから見える街の美しさに感動することがありますよね。
街の中にいるときには見えなかった景色が、高い場所から見るとまるで違った風景に見えて、その美しさに目を奪われてしまうというわけです。
これは、低い目線のままでは見えなかった景色が、高い場所に上がったからこそ見えてくるものがあるということになります。
私たちは、目標や夢に向かって努力しているときや、困難な仕事に取り組んでいるときに、壁にぶつかってしまい、どうやって乗り越えようかと試行錯誤することがあります。
そんなときには、目線を変えてみるということも必要になるかもしれません。
同じ景色ばかりをみているから、ゴールを見失ってしまうこともあるのです。
もう少しだけでも努力を積み重ねていくと、見えてくる景色が変わってくることもあるでしょうし、従来のやり方を変えてみて、違う視点から眺めてみるということも大事なことかもしれません。
いずれにしても、視点を変えてみるということで、解決策が見つかることもあるはずです。
高い場所に立つからこそ、見える景色が違ってくるように、視点を変えれば何か見えてくるものが変わってくることも、よくある話です。
壁にぶつかったときや、困難を乗り越えようとするとき、視点を変えてみるということを試してみてください。
何か、新たな発見があるかもしれませんよ。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をしている際にも、壁にぶつかったり、困難な状況に陥ってしまうことがあるかもしれません。
そんなときには、少し視点を変えてみたり、誰かの意見を聞いてみたりして、あきらめずに行動を続けてみてください。
同じ目線のままでは、何も見えてこないばかりで、前へ進むことができなくなります。
視点を変えてみることで、新たな発見があったり、解決策が見えてくることがあるかもしれません。
私たちは、常に多様な目と対応力を持ちながら、解決策を模索していこうとする気持ちを持ち続けることが大事なんですね。