一日一日を大切にしなさい。毎日のわずかな差が、人生にとって大きな差となって現れるのですから。
by ルネ・デカルト
あなたは、一日一日を大切にしていますか?
タイトルの言葉は、フランスの哲学者 ルネ・デカルトの言葉です。
一日一日を大切に過ごすことが、人生にとって大きな差になって現れると述べた深いメッセージですね。
私たちの人生は、誰もが同じように毎日24時間、1年365日を生きています。
時間というものは、誰もが平等に与えられているものであり、世界共通です。
つまり、時間をどう使うのかが、その人の人生そのものということになりますし、人それぞれ違う人生を歩んでいるということになるわけです。
例えば、同じ時期に同じ学校に通っているとしても、同級生全員が同じ時間を過ごしているわけではありませんよね。
同じ授業を受けていたとしても、真面目に受けている人もいれば、ぼーっとしている人もいます。
家での過ごし方も、予習、復習を毎日やっている人もいれば、全くしない人もいます。
こうした毎日の過ごし方によって、成績はもちろんのこと、人としての成長、信頼性もどんどん差がついてくるのは間違いありません。
入学した当初は、同級生同士、そんなに差がなかったとしても、半年、一年後にはずいぶん差がついてしまい、卒業時には取り返しのつかないくらいに大差がついていることでしょう。
私たちの人生、毎日の積み重ねが大切なのです。
「今日一日くらいサボってもいいかな」と思ったときに、翌日になってそれを取り返すような行動ができれば良いですが、「今日もサボろう」と思ってしまえば、それがズルズルと続いてしまい、他の人とずいぶんと差がついてしまうことにもなりかねないからです。
成功者や偉人と言われる人たちと凡人との違いは、こうした日々の中で、他の人とは違うちょっとした努力を毎日続け、その積み重ねによって、現れた結果とも言えるわけです。
一日一日を大切に過ごすよう、常に意識しながら、これからも生きていきたいものですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動については、毎日の積み重ねが大切なのはいうまでもありません。
今日一日だけやればいいとか、毎日続けなくてもいいなどということはないのです。
一日一日の積み重ねが、いずれ大きな差となって現れるのは間違いありません。
私たちがSDGsを意識するちょっとした日々の習慣が、持続可能な社会を創り出すことにつながるのだという気持ちを忘れずに、今後も活動を継続していきたいものですね。