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病気になったら、一番気をつけることは、1日中、病気のことで頭をいっぱいにしない

病気になったら、私が一番最初に気をつけることは何かというと、1日中、病気のことで頭をいっぱいにしないことである。
by宇野千代

あなたは、病気になったとき、どんな気持ちで過ごしていますか?

見出しの言葉は、小説家で実業家でもある宇野千代氏の名言です。

私たちは、病気や怪我をしたとき、気分が落ち込んでしまい、何をする気にもなりません。
生きる気力を失ってしまう人もいるかもしれません。

病気や怪我をすると、実際に身体も不自由になってしまい、行動が制限されてしまうため、気持ちが落ち込んでしまうのは仕方がありません。
入院しているならば、病室内だけがすべての世界なので、なおさら気分は落ち込んでしまいます。

しかし、最も大切なのは、「病気のことだけで頭をいっぱいにしない」ことだと、宇野千代氏は説いています。
「病は気から」ということわざがありますが、これは病気になる前ももちろんですが、病気の最中であっても言えることです。

病気のことばかり考えていると、気分が落ち込んでしまい、治るのも遅れてしまいます。
そうではなく、病気が治った後に何をするかを考えたり、気分を明るくするような行動、例えば好きな本を読んだり、音楽を聞いたりするなどの行動をすれば、気持ちも明るく前向きになり、病気の治りも早くなるのです。

宇野千代氏は、小説家、実業家として知られている女性ですが、多くの著名人との恋愛、結婚遍歴など波乱に満ちた生涯を送っており、98歳で往生するまで、活発旺盛な活動を続けた才能のある女性でもあります。
彼女の場合、病気の時のみならず、頭の中でやりたいことがあふれている才能豊かな女性だからこそ、このような名言が生まれたのかもしれませんね。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標3は、「すべての人に健康と福祉を」です。
途上国においては、医療体制の不備により、病気が蔓延し、命を落とす人々が数多くいます。
また、先進国においても、ストレス等による精神疾患、肥満や運動不足等による病気が増えています。
もしかしたら、私たちの心構えや気持ちの持ちようで、病気になる人を減らせるかもしれません。
健康とは何かについて、もう一度深く考えてみましょう。

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