偉人、著名人

意見の一致には危険が潜む。特定の意見を持たない人々を満足させようとしている。

意見の一致には危険が潜む。何についても特定の意見を持たない人々を満足させようと試みることになりかねない。
byマーガレット・サッチャー

あなたは、すべての人を満足させようとしていませんか?

見出しの言葉は、イギリスで鉄の女と呼ばれた政治家で首相を務めたマーガレット・サッチャー氏の名言です。
人々の意見を一致させようとする試みは危険を伴うと述べた深い名言ですね。

私たちは、集団で物事を決めようとするとき、みんなの意見を聞いて一致させようと試みます。
しかし、それは危険が潜んでいるとサッチャー氏は述べています。

なぜなら、集団の中にいる人々は、声の大きな人、影響力の大きな人の意見が通ることが多く、反対意見や特定の意見を持たない人の声は反映されることがほとんどないからです。
もっと言えば、ほとんどの人々は、特定の意見なんて持たず、決められたことに従うという感覚で生きているものです。
つまり、多くの人々は、ありのままのルールや社会に従って生きており社会の矛盾や不合理にも、何の疑問も持たずに生きているということです。

このように、特定の意見を持たない人々を満足させようとする社会は、危険が潜んでいます。
なぜなら、悪い指導者や社会構造をそのまま受け入れてしまうことになりかねないからです。

意見を一致させようと試みるのではなく、意見の異なる者を排除し、一致する者同士が結束して物事を進めていくのが、本来の健全な社会と言えるのです。
100%の人々を満足させる社会なんてあり得ません。
極端な言い方をすると、意見の異なる者は、この集団から出ていけば良いという社会が健全な社会と言えるのです。つまりは自由な社会ということです。
心得ておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すための世界共通の行動目標です。
もしも会社などの団体でSDGsの目標を掲げる際には、従業員全員のコンセンサスを得る必要はありません。
当然のことながら、全員の意見を反映できるような目標を設定することは不可能です。
そのため、目標設定の際に、トップダウンもしくはボトムアップ、いずれの方法で決めようと、みんなの意見を一致させる必要などないのです。というよりも不可能です。
もちろん、多数決で決めることでもありません。
組織で決まったことであれば、もちろん従業員は従う必要がありますが、物事を決める際に、意見の一致を試みるようなことは避けた方が良さそうです。

また、従業員個人は、会社の方針に反しない範囲で、それぞれが独自に目標を掲げて行動を実践すればよく、がんじがらめに縛られる必要もないのです。

私たちは、一人ひとりが独自の感情と尊厳を持ちながら生きている一人の人間として、誰かの意見に合わせる必要なんてないということを覚えておきましょう。

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