たくさん持っている人が豊かなのではなく、たくさん与える人が豊かなのだ。
by エーリヒ・フロム
あなたは、人に与えていますか?
タイトルの言葉は、ドイツの哲学者 エーリヒ・フロムの言葉です。
モノをたくさん持っているから豊かなのではなく、与えることができる人こそ豊かな人なのだと述べた深いメッセージですね。
皆様は、豊かな人というと、どんな人を思い浮かべますか?
きっと、お金をたくさん持っている人、富裕層の人たちを思い浮かべることと思います。
立派なお屋敷に住んでおり、大きな車に乗って、高級な服装を身につけている人を豊かな人だと思うことでしょう。
ドイツの哲学者エーリヒ・フロムは、お金やモノをたくさん持っている人が豊かな人なのではなく、お金やモノを人にたくさん与えることができる人を、本当の意味での豊かな人だと述べています。
もしも、お金やモノをたくさん持っていたとしても、それを自分だけが所有し、誰にも与えない人だとすれば、そんな人は豊かな人とは言えないのです。
自分だけが贅沢な暮らしができれば良く、他人のことなんてどうでも良いと考えている人だとすれば、それは単なる自分本位なわがままな人だということになります。
自分が贅沢な暮らしができるのは、周りの人たちに恵まれたからであって、自分一人の力ではないはずなのに、その感謝の気持ちも忘れて、自分だけが贅沢に暮らせれば良いという思いだとすれば、自分本位でわがままだと言われても仕方ありません。
そんな人は、たとえ贅沢な暮らしができたとしても、無駄な遊興費にお金を費やすだけで、決して幸福とは言えないでしょう。
本当に豊かな人というのは、自分の持っているモノを、惜しげもなく与えることができる人のことを言います。
そしてそんな豊かな心を持っている人は、周りの人々からも信頼され、尊敬されるので、本当の意味で豊かで充実した幸福な人生を送れるというわけです。
本当の豊かさとは、モノをたくさん持っていることではなく、モノをたくさん与えることだということを決して忘れないようにしてください。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をするということは、世のため人のため社会のための行動なので、豊かな人と言えます。
自分が持っているお金や時間を、誰かの幸福のために惜しげもなく使ってくれるわけですから、本当に豊かな心を持っている人と言えるわけです。
そして、そんな人たちは、きっと周りの人たちからも信頼、尊敬され、幸福な人生を送っているはずです。
まだ活動に参加していない皆様も、SDGsに参加して社会に貢献し、豊かで充実した生き方を体験してみませんか?