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愛されないということは不運であり、愛さないということは不幸である。

愛されないということは不運であり、愛さないということは不幸である。
byアルベール・カミュ

あなたは誰かを愛していますか? 

タイトルの言葉は、小説「異邦人」でも知られるフランスの小説家 アルベール・カミュの名言です。
人を愛する、人に愛されることの意味を説いた深い名言ですね。

私たちは、人生の中で誰かを愛し、誰かに愛されます。
しかし、時には、愛する気持ちが報われないこともあります。

誰かを愛したとき、もしもその人から自分が愛されなかったとしたら、それは不運として受け止めるしかありません。
「自分の何がいけなかったのか?」とか、「どうすれば愛されるだろうか?」などと思い悩む必要はないのです。
ただ運が悪かっただけだと諦めるしかないのです。

しかし、人を愛することができないとすれば、それは不運ではなく「不幸」です。
人を愛する心を持っていないということは、誰の愛情も受け入れることができず、誰も信用できないことを意味します。
つまり、自分自身を愛することができず、自分自身を信用できないということにもつながるわけです。
誰かを愛するということは、自分を愛するということと同じなのです。
それに、誰かを愛するということは、その人から愛される可能性があるわけで、誰も愛さないということは、誰にも愛されないということにもなるのです。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標である持続可能な社会の実現のためには、人を愛する心が大切です。
貧困や飢餓、人権侵害や環境問題など、その解決を図るために必要なのは、人を愛する心と言っても過言ではありません。
人を愛する心があれば、誰かが傷ついてもいいとか、不幸になってもいいなどとは思わないはずです。

SDGsの目標達成に必要なのは、大勢の人々の愛する心が、世界中からたくさん集まることなのかもしれませんね。

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