弱い部分もあり、未熟な部分もなり、欠点もあっていい。そのままの自分を認めてあげましょう。
by 工藤紀子
あなたは、自分の弱さや未熟さに、落ち込んでばかりいませんか?
見出しの言葉は、セラピストで人生を幸福に生きるための著作や講演で活動している工藤紀子氏の言葉です。
自分の弱さや未熟さ、欠点を受け入れ、そのままの自分を認めてあげようと述べた、私たちが生きていく上で心がけておきたい素敵なメッセージですね。
私たち人は、自分の思いどおりに行かなかったり、失敗したりしたときに、自身の不甲斐なさに落ち込んでしまうことがありますよね。
他人にはうまくできることが自分にはできなかったりすることもありますし、ちょっとした不注意で失敗してしまうこともあります。
「あの人にはできるのになぜ私にはできないんだろう」と他人と自分を比べて、落ち込んでしまうことなんて、人生においては何度もありますよね。
しかし、思いどおりにいかないこと、失敗することというのは、誰もが経験することであり、あなただけではないということを常に意識しておきましょう。
それに、人には得意・不得意は誰もがあるものですし、自分がうまくできないからといって落ち込む必要は全くないのです。
うまくできる人は、経験がある、もしくは得意なことだからできるわけで、別に特別なことではありません。
他人と自分を比べること自体、ナンセンスなのです。
全ての物事を完璧にこなせる人間なんて、この世に存在しません。
人間ならば、得意または苦手なこと、好き嫌いがあるのは当然のことであり、自分にできないことがあるのは何の不思議もないのです。
たとえ、苦手なことや未熟なこと、欠点があっても、それが人間というものであり、自分らしさとも言えるのです。
人は、弱い部分や欠点も含めて自分と言う人間なのですから、それを全て受け入れ、うまく行かなくても落ち込まない心の強さが必要なのです。
反対に、うまく行ったとしても、大袈裟に喜んだり、人を見下すような態度をとることは、あなたの人間性を失墜させますので、厳に慎んでください。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする上でも、失敗したり、うまく行かないことが多々あることと思いますが、そのたびに落ち込んだり、あきらめたりしないでください。
前述したように、全てを完璧にこなせる人間など、この世に存在しません。
失敗するのが当たり前のこととも言えますし、SDGsの活動は初めて挑戦することもありますので、うまく行かなくても、それが自然とも言えます。
私たちに必要なのは、失敗を繰り返しながらも、行動を継続することです。
未熟な自分を認めつつも、それを受け入れ、自分にできることを精一杯実行することが、私たちに求められている使命です。
常に意識しながら、今後も活動を続けていきましょう。