愛の欠如こそ、今日の世界における最悪の病です。
byマザー・テレサ
あなたは、周りの人々に愛を注いでいますか?
タイトルの言葉は、カトリック教会の修道女 マザー・テレサの名言です。
愛の欠如こそ、世界にとっての最悪の病だと述べた、現代社会においても通ずるとても深い名言ですね。
私たち人間関係にとって、最も大きな悩みといえば人間関係です。
人間関係の悩みというのは、例えば、相手を好きになれなかったり、憎み合ったり、時には傷つけ合ったり、悪口を言ったりなど、いろんな形がありますが、全てに共通していることがあります。
それは愛の欠如です。
周りの人々全てに対して愛があれば、人間関係が悪化することはないのです。
人を傷つけたり、嫌いになったりするのは、愛が欠如しているからに他なりません。
人に対して思いやりや優しい気持ちを持つこと、相手の立場を慮(おもんぱか)ること、つまり愛することができれば、人間関係が悪くなることはありえないのです。
SDGsに掲げられている17の目標を見ると、その全てが愛の欠如であることがわかります。
貧困や飢餓、人権侵害や環境破壊、紛争やテロなどが引き起こされる根本原因は、全てが愛の欠如、愛情不足だと言わざるを得ません。
すべての人々に対する愛情があれば、貧富の差などありえないのです。
すべての人々に対する愛情があれば、人権侵害も環境破壊も、ありえないのです。
ましてや、紛争やテロに関しては、立場の違う相手を憎み合い、罵り合うことから始まります。
自分たちの考えが100%正しいと信じ込み、相手の言うことに全く耳を傾けないような姿勢では、紛争やテロはなくならないのです。
すべての人を愛するというのは、全くもって究極の理想論ではあります。
人間には感情があり、生まれ育った環境や立場によって、常識や考え方が異なるのは、仕方のないことなのかもしれません。
しかし、人間同士が争うことは決して良いことではありませんし、何の解決策にもならないのです。
立場や環境の違いを超えて、少しでも理解し合おうとする姿勢が世界を変えていくのです。
それが愛の始まりとも言えるのかもしれません。
私たちの身に、何か困難なことが起きたとき、もしかしたら「愛の欠如」ではないかという視点で、見つめ直してみることも大切なのかもしれませんね。