ことわざ

学問は、牛につける頸木(くびき)のようなもので、情念を抑えるためにある。

学問は、牛につける頸木(くびき)のようなもので、情念を抑えるためにある。
by アラビアの格言

あなたは常に学ぶことを忘れていませんか?

タイトルの言葉は、アラビアに伝わる格言です。
学問とは、人が生きていく上で情念を抑えるためにあると述べた深い名言ですね。

頸木(くびき)とは、牛や馬などの大型家畜の首につける木製の棒状器具のことで、農作業や荷車、人力車として用いる際に、牛や馬をコントロールするためには欠かせない道具のことです。
したがって、牛や馬の怒りや苦しみを抑えるとともに、人間が彼らを制御するために必要な道具ということです。

人間はなぜ学ばなければならないのか?
アラビア地方の格言では、学問とは、この頸木と同じであり、私たちの怒りや苦しみを抑えるためにあるのだと、述べているのです。

私たちは、小学生になると、必ず教育を受けることになっていますが、なぜ人間には教育が必要なのでしょうか?
それは、これから先、生きていくために必要な知識や能力を身につけるためであることは、言うまでもありません。
そして、知識や能力を身につけるということは、怒りや苦しみなどの負の感情を抑えることにも寄与するのです。
なぜなら、自分の身に何か不都合なことが起きたときに、知識や能力があれば、それを乗り越えるための判断力や行動力が発揮され、的確な行動をとることができるからです。
もしも知識も能力もなければ、パニックになってオロオロするだけで、悲しみや苦しみの感情でいっぱいになってしまうかもしれません。

つまり、学問とは、豊かで充実した人生を歩むための知識や能力を得るだけではなく、感情をコントロールする力も身につけることにつながるのです。
これから先も、学問の必要性を常に意識しながら生きていきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めた世界共通の行動目標です。

SDGsには、目標4「質の高い教育をみんなに」が掲げられており、教育、学問の重要性が問われています。
世界には、小学校さえも通えない子どもたちが大勢存在するわけですが、人間として豊かに生きていくために、教育は絶対に欠かせない重要な施策なのです。

また、戦争やテロによって、教育の機会を奪われてしまう人も大勢います。
暴力と教育、どちらが人間にとって意義のあることか、暴力だと答える人はほぼいないはずです。
何が正しくて、何が間違いなのかの判断力と、これから先、幸福に生きていくために、教育がいかに重要かを意識しながら、自分たちに何ができるのかを真剣に考えてみましょう。

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