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一日背負っている生きている命の重みは、もしかしたら地球の重みかもわかりません。

一日背負っている生きている命の重みは、もしかしたら地球の重みかもわかりません。
by石垣りん

あなたは命を大切にしていますか?

タイトルの言葉は、詩人 石垣りんの名言です。
「命は地球よりも重い」
かつて、ハイジャック事件が起きたときに、時の総理大臣 福田赳夫氏が言った言葉として有名ですが、命の重さを述べた深い名言ですね。

私たちは、自分の人生を生きているわけですが、生きている中で「命の重さ」を意識することはあまりないかもしれません。
日々の生活に忙殺されていて、そんなことを考えている余裕などないのが普通だからです。

しかし、よく考えてみると、人間の行動、営みというのは、必ず誰かの役に立っていると言えるのです。
仕事をしている人は、当然のことながら誰かの役に立つために仕事をしています。
勉強している人も、将来、誰かの役に立つために勉強しているわけですし、勉強しているその瞬間も誰かのために行動していると言えるわけです。

つまり、人は誰でも、何か大きなモノを背負って生きているというわけです。
その背負っているモノの重さが、地球の重さだと捉えれば、私たちはもっと誠実に責任ある行動が取れるのではないでしょうか?
地球は、人間のみならず、一つ一つの命によって形成されています。
すなわち、自分の命は、地球の一部、もっと言えば、宇宙の一部とも言えるのかもしれませんね。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
いわば、地球上の全ての命を輝かせるための目標といっても過言ではありません。

生まれた国や環境によって、貧困や飢餓、人権侵害や健康被害、環境汚染などの理不尽で不合理な状況に陥っている人々が世界中には多数存在しています。
このような世界が、良い状況なはずがありません。
このような状況が続く限り、地球と人類の未来が持続可能とはならず、いつか終焉を迎えることとなるのです。

命の重さは、人類、皆同じです。
地球上の全ての人間が、幸福で豊かな生活ができるように、自分たちに何ができるのか、真剣に考えてみましょう。

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