どんなに小さな親切も無駄になることは決してない。
byイソップ
あなたは人に親切にしていますか?
タイトルの言葉は、イソップ寓話で知られる古代ギリシャの寓話作家 イソップの言葉です。
どんなに小さな親切であっても、それが無駄になることは決してないと述べた深いメッセージですね。
私たち人は、子供の頃から、「人には親切にしろ」と言われ続けてきました。
それは、自分にとって好きな人だとか嫌いな人だとかは関係なく、困っている人や助けを求めている人がいれば、進んで親切にしてあげようと教わって、今日まで生きてきたわけです。
人は、一人では生きていけません。
社会につながっていることで、私たちは普通に生きていけるわけで、私たちは助け合いながら、人と人が協力し合いながら生きていかなければならないのは当然のことであり、人に親切にすると言うのは自然の摂理とも言えるのです。
たとえどんなに小さな親切であっても、それは決して無駄になることはないと、イソップは述べています。
もしもあなたが誰かに対して親切にすれば、その人はあなたに感謝の気持ちを持ってくれますよね。
それは、その人自身が困っていることが解消されるのと同時に、温かい気持ちになれるわけです。
そして、あなた自身もきっと温かい気持ちになれるはずです。
あなたとその人、少なくとも2人の人物が温かい気持ちになれるというわけです。
また、ゴミを拾うなど、誰も見ていない場所での親切であっても、その場所がきれいになるだけではなく、他の人がゴミを拾う手間がなくなり、あなた自身の心も満たされるわけです。
つまり、親切な行動には無駄なことは一切ないのです。
日頃から親切に振る舞うことのできる人は、心が優しく、周りの人たちから慕われているはずです。
そんな優しい人は、きっと心が満たされ、幸福な人生を歩むことができるはずですよね。
「情けは人の為ならず」ということわざがありますが、まさに自分に返ってくるのです。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動は、未来の地球と人類のために、社会をより良くしようとする活動なので、いわゆる親切な行動の延長と言えるものです。
世のため人のため社会のための行動であり、誰かを喜ばせること、幸せにすることを目指して行動しているわけですが、それは自分自身の成長にもつながっていることも確かです。
もしかしたら、活動していることが無駄だと感じることもあるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
誰かのための行動であることは確かですし、自身の心が満たされていくはずです。
これからも、小さな親切運動の延長線上にあるとの思いで、SDGsの活動を続けていきましょう。