やかましくさえずる鳥は、まったく巣作りをしません。
by アフリカのことわざ
あなたは口先ばかりで、手を動かしていますか?
タイトルの言葉は、アフリカのカメルーンに伝わることわざです。
やかましくさえずる鳥は巣作りをしない。
つまり、口先ばかりでやかましい人は、全く手を動かさないのだから、信用してはいけないのだという教訓のことわざです。
鳥といっても、ものすごい数の種類がいるわけですが、やまかしくさえずる鳥もいれば、ほとんど鳴くこともなく静かな鳥もいます。
人間も同じで、やかましくよくしゃべる人もいれば、静かに余計なことをしゃべらない無口な人もいますよね。
そして、やかましくよくしゃべるような人は、あまり信用しないほうが良いかもしれません。
なぜなら、やかましくよくしゃべる人は、口先ばかりで手を動かさず、何も行動しない人が多いからです。
物事に集中して取り組んでいるときには、誰もが口を閉じて、夢中になってやっているはずであり、べらべらとしゃべりながら実践している人はいません。
もしも、べらべらしゃべりながらやっている人がいるとすれば、それはやっているふりをしているだけで、何も進んではいないのです。
しかも、しゃべっている内容は、不平不満や愚痴ばかりで、何の効果もない、役にも立たない言葉ばかりのはずです。
一生懸命に手足を動かして、集中して何かに取り組んでいるときには、何もしゃべれなくなるのが自然なのです。
口ばかり動かして、しゃべってばかりいるということは、全く集中していない証だと言えるわけです。
それは人間だけではなく、鳥だって同じなのです。
鳥が一生懸命に巣作りをしているときに、やかましくさえずるなんてことはありえないのです。
他の動物も同じかもしれません。
つまり、しゃべりながら何かに夢中になるなんて不可能です。
例えば、あなたが一生懸命に勉強をしているときに、勉強とは無関係の話をべらべらしゃべることなんてできないはずです。
べらべらしゃべっているということは、勉強をしていない、集中していないことの証なのです。
つまり、よくしゃべる人間には気をつけるべきです。
機会があれば、やかましくしゃべる人をよく観察してみてください。
その内容が不平不満や愚痴ではないだろうか、自分にとって実のある話なのかどうかを見極めてみてください。
あなたにとって、決して良い影響を与えるものではないはずですから。
