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問題なのは、過ちを犯しても過ちを認めず、それを改めないことだ。

過ちを犯すことは人間である以上仕方がない。しかし問題なのは、過ちを犯しても過ちを認めず、それを改めないことだ。
by守屋洋

あなたは、過ちを素直に認めることができますか?

タイトルの言葉は、中国文学者の守屋洋氏の名言です。
人間にとって至極当然の教訓のような名言ですが、胸に突き刺さる深い名言ですね。

私たちは、人生の中で数々の過ちを犯します。
自分の行った言動や判断が常に正しいとは限らず、失敗したり、他人に迷惑をかけてしまうことはままあるのが実情です。
人が過ちを犯してしまうのは、ある意味、生きていれば仕方がありません。
人間は誰しも間違いを犯すものですし、自分が正しいと信じて行ったことであれば、それを反省し、その後、改めれば良いのです。

しかし、人としてやってはいけないのは、自分の犯した過ちを過ちだとは認めず、それを改めないことです。
自分の過ちを他人のせいにしたり、逃げ出したり、ごまかしたりして、素直に謝ることもしないのは人間として決して許されることではありません。
単なる一つの過ちならば、笑ってすませることができますが、それを他人のせいにしたり、過ちを認めない態度を取るのであれば、あなたは信頼を失ってしまいます。
人間にとって大切なのは、過ちを犯さないことではなく、過ちを改めないことなのです。
生きていく上での心構えとして、決して忘れないようにしましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すための国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの17の目標は、過去の人類が犯した過ちを改善して、より良い社会を築いていこうとする目標と言えます。
極端な言い方をすれば、SDGsの活動をしないということは、過去の過ちを認めずに改めようとしない愚かな人間ということになるわけです。
私たちに求められているのは、過去の過ちを繰り返さず、私たちの次の世代の人々のために、より良い社会を創り出していこうとする意欲です。

問題を認識しながら何もしないのは、過ちを認めない人間と同等なのです。
私たちが今、何をすべきか、何ができるのかを真剣に考える必要があるのです。

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