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すべての人間は倦怠である。ただし、彼らを必要とするときを除いては。

すべての人間は倦怠である。ただし、彼らを必要とするときを除いては。
byオリバー・ウェンデル・ホームズ・シニア

あなたは、怠けていませんか?

タイトルの言葉は、アメリカの作家で医学者でもあるオリバー・ウェンデル・ホームズ・シニアの名言です。
人間は元来、怠け者であるが、自分を必要とするときはそうではないと述べた深い名言ですね。

「すべての人間は倦怠である」とは、衝撃的な言葉ですね。
日々忙しく働いている人や、熱い情熱で活動している人から見れば、何とも失礼な言葉だと思います。
しかし、人間は元来、倦怠、つまり怠け者なのです。
人間は誰しも、苦労するよりも楽をする方がいいに決まっているのです。
働くよりも遊んでいる方がいいに決まっているのです。

それではなぜ人間は、楽な方ではなく苦労する方を選ぶことがあるのか?
その答えは、自分が必要とされていると感じるからです。
自分が行動することによって、誰かが喜んでくれる、誰かを幸せにできると思えれば、それが自分自身の幸福感につながることを、人間は本能として持っているのです。

もしも、自分が世の中から必要とされないと感じた場合、人間は働く意欲をなくします。
そしていつまでも怠け続けることでしょう。
人間にとって生きるエネルギーとなるのは、自分が社会から必要とされる存在だと思えることなのかもしれませんね。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。

SDGsの活動は、まさに自分が必要とされていると感じている人が熱心に実践しているのかもしれませんね。
誰かの幸せのために、誰かの役に立つために、自分にできることを精一杯実践する。
そのことによって、自分が必要とされていると実感し、幸福感、充実感を味わうことができるのかもしれません。
自分が必要とされていると感じることが人間のエネルギーになるのだとすれば、SDGsの活動はまさに理にかなった行動なのです。
地球と人類の未来を持続可能な世界へとつなげていくためには、私たち人間一人一人が具体的に行動を起こさなければなりません。
決して他人事ではなく、人間一人一人に重大な使命があるわけです。

ことことを常に認識し、これからもSDGsの活動を続けていきましょう。

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