人は気の持ち方一つで、陽気にも陰気にもなり、愉快にも悲しくもなるものである。
by 本多静六
あなたは陽気に生きていますか?
タイトルの言葉は、日本の「公園の父」と言われている林学者で造園家の本多静六の言葉です。
人は気の持ち方一つで、陽気にも陰気にもなれると述べた深いメッセージですね。
人は感情を持つ生き物です。
目に見えるもの、耳に聞こえるもの、自分の身に起きたことに、心が反応してしまうものです。
心が反応してしまうのは、人間の本能として仕方ないことですが、それを陽気に受け止めるか、陰気に受け止めるかは、その人次第と言えるかもしれません。
例えば、目の前で自分の悪口を言われたとします。
自分の悪口を言われて、気分が良くなる人はいないと思いますが、それをどう受け止めるかは、自分の気持ち次第で変えることができるというわけです。
自分の悪口を言った人に対して、「この人は私のことを羨ましいから悪口を言っているんだな」と思えれば、相手を哀れに思い、怒りが湧くことはないかもしれません。
反対に、「なぜこんなひどいことを言われなきゃならないんだ」と強い怒りを感じ、何日も引きずってしまったり、その人に対し、恨みや憎しみの気持ちを持ってしまう人もいるかもしれません。
同じ悪口を言われたとしても、受け取り方によって、全く異なる感情になることだってありうるわけです。
生きていれば、自分にとって良いことも悪いことも起きますし、理不尽なことをされたり、不都合なことが起きたりすることもあるわけです。
それをどう受け止めるかは、その人次第であり、人生そのものも変わってしまうものです。
ネガティブな感情をいつまでも引きずってしまう人が世の中にはたくさんいるわけですが、そんなことを続けていても、自分がつらいだけですし、何の解決にもなりません。
自分が何をするべきか、どうすることがベストかを冷静に考えつつ、自分の感情をコントロールできる強いメンタルを持ち続けながら、今後も生きていきたいものですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、気持ちの持ちようによって行動が変わってくることを意識するようにしましょう。
あまりにも陰気にマイナス思考で活動をしてしまうと、モチベーションも下がりますし、活動そのものも長続きできず、気持ちもつらくなってしまいます。
SDGsは、つらい気持ち、悲しい気持ちのままで活動することではなく、むしろ陽気に明るく活動することがモットーです。
SDGsに限らず、気持ちの持ち方一つで、行動のみならず、人生そのものが変わります。
常に明るく陽気に、前向きでプラス思考で生きていきたいものですね。