人は何事にせよ、自己に適した一能一芸に深く達していればよい。
by 与謝野晶子
あなたの得意なことは何ですか? それを深く追求していますか?
タイトルの言葉は、歌人 与謝野晶子の言葉です。
人は何をするにせよ、自分の得意なことに深く取り組めば良いと述べた深いメッセージですね。
人はそれぞれ、自分の得意なこともあれば、苦手なこともありますよね。
何事も全て器用にこなせる人なんていないものであり、人にはそれぞれ、向き不向き、得意不得意なものがあるものです。
仕事をするにしても、日常生活を送るにしても、自分の好きなこと、得意なことに時間をかけている人が多いことと思います。
ときには苦手なことや嫌なことに取り組まなければならないこともあるかもしれませんが、基本的に私たちは自分に適していること、向いていることを実践していますし、そうすべきです。
自分が苦手なことに時間を使って、イヤイヤ続けるなんて、その人にとっては苦痛でしかありません。
その人にとって得意なこと、向いていることに時間を割いた方が、自分自身も楽しいし、有意義であることは間違いないわけです。
運動の苦手な人が肉体労働をする必要はありませんし、計算の苦手な人が帳簿管理をする必要なんてないのです。
それぞれ得意な人が、その作業をするべきであることは間違いありません。
自分から好き好んで、苦手なことを実践する人はいないはずなので、社会生活においても、仕事をする上でも、人それぞれ向いていること、得意なことを実践できるように、配慮をしたいものですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、自分に向いていること、自分の得意分野のことを実践するようにしてください。
できれば、自分の職業や趣味などを活かせるような活動ができればベストと言えるでしょう。
もしも今、自分に向いていないことや、苦手な分野のことを実践しているとすれば、すぐにやめた方が良いのです。
そんな気持ちで行動しても、モチベーションが上がらないので、実効性が伴いませんし、何よりも長続きできないでしょう。
自分の得意分野、好きなことを実践できれば、楽しみながら活動できますし、長続きできるはずです。
そして、生きている張り合いも出てくるはずです。
何をするにしても、楽しみながら、面白みを感じながら行動することが、人生においては大切なのです。
苦手なことや、向いていないことをあえてする必要なんてないのですから。