一つの分野の面白さを知っていれば、別の分野の面白そうなものを見つけるカンも身に付く。
by 高畑勲
あなたは好奇心旺盛ですか?
見出しの言葉は、アニメーション作家で映画監督でもある高畑勲氏の言葉です。
一つの分野の面白さを知っている人は、他の分野でも面白いものを見つけやすいのだと述べた深いメッセージですね。
人はそれぞれ、仕事や趣味などで、自分が楽しめること、面白いと感じるものを持っているものです。
仕事そのものを面白いと感じている人は、とても豊かで充実した生き方をしているとも言え、本当に幸せな人だと思います。
皆様は、どんなことを楽しみ、面白いと思っていますか?
人はそれぞれ、面白いと感じている分野のものが、一つや二つあるものです。
一つの分野のことに没頭し、面白いと感じているのであれば、全く異なる他の分野のものに対しても、面白さを感じることはよくある話です。
例えば、ジョギングが趣味の人が、釣りを楽しんだり、漫画好きだということは、人としてありうる話なのです。
ジョギングと釣り、漫画とは全く異なるものと思われがちですが、意外にも共通点や相通ずるものというのはあるもので、持久力や集中力が必要だったり、気軽に始めることができるなど、面白さを見つけるカンみたいなものが発揮されるものです。
場合によっては、スポーツと芸術など、全く異なるものであっても、趣味として同時期に楽しんでいる人も多いと思います。
これは、一つのことを大いに楽しむことができる人は、他の分野のものであっても楽しめるということなのかもしれません。
世の中には何も趣味がないという人も多いわけですが、そんな人は、何かを楽しむという感覚を忘れてしまい、何かを実践しようという意欲が希薄になっているのかもしれません。
人生を楽しんでいる人は、一つの分野のみならず、いろんな分野のことに挑戦して、楽しもうと努力している人が多いように感じられます。
私たちが豊かで充実した幸福な人生を歩むためには、大いなる好奇心を発揮して、いろんな分野にチャレンジすることなのかもしれませんね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会に実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、一つの分野だけに固執するのではなく、いろんな人たちの考えや行動を見て参加するのもいいかもしれません。
新たは発見や交流が見つかるのみならず、広い視野を持つことで、自分自身の成長にもつながる可能性もあります。
そして何よりも大切なのは、活動の中に面白さや楽しみを見つけて行動することです。
苦しいことやつらいことばかりでは、長続きできません。
ぜひとも、面白さを探しながら行動してみてください。