成功が幸福の鍵なのではありません、幸福が成功の鍵なのです。自分が好きなことをしているなら、きっと成功できます。
by アルベルト・シュバイツァー
あなたは幸福ですか?
見出しの言葉は、ドイツの医師で哲学者のアルベルト・シュバイツァーの言葉です。
成功するから幸福なのではなく、自分が好きなことをして幸福な状態だから成功できるのだと述べた深いメッセージですね。
私たち人は、自分がやっていることが成功すると嬉しい気持ちになり、幸福になれますよね。
失敗すると悲しいし、成功すれば嬉しいのは当然のことだと思う人も多いかもしれません。
しかし、ドイツの医師で哲学者のシュバイツァーは、成功したから幸福なのではなく、幸福だからこそ成功できるのだとの述べています。
もっと言えば、幸福な人は、たとえ失敗が続いたとしても、いつか成功すると信じているので、幸福な状態なのだと述べているのです。
自分が好きなことに夢中になっている時間は、誰もが幸福に感じているはずです。
自分が好きな趣味やスポーツに一生懸命に没頭しているときに、「私や不幸だなあ」なんて感じている人はいないのです。
したがって、自分が好きなことをしているときには、たとえ失敗をしても楽しいと思えるはずなのです。
「次はうまくいくかな」と考えて、異なるやり方でやってみたり、新たな挑戦をしている間は、心がワクワクして夢中になっているはずです。
つまり、自分が好きなことをしている間は、幸福な時間だということです。
自分が好きなことをしているのですから、夢中になり、失敗を重ねていても幸福な時間だということになりますし、それを続けているので、いつかは成功できるというわけです。
人間は、幸福だからこそ成功へと導かれるというのはそういうことです。
例えば、ほとんど努力もしないのに、偶然、自分の思い通りになったり、うまくいくこともあるかもしれません。
そんなときにも、幸福な気持ちになれるかもしれませんが、それは一時的なものであり、長続きしないのです。
つまり、たとえ偶然成功できたとしても、それが幸福の鍵とは言えないのです。
本当に成功したいという気持ちがあるのでしたら、あなたが好きなことに夢中になって、幸福な時間を持続することです。
そうすれば、たとえ失敗しても幸福ですし、失敗を繰り返すことで、いつか成功を手に入れることができるのです。
もっと言えば、不幸な状態を続けたまま、成功を手に入れることは難しいということです。
あなたの心の奥にぜひ留めておいてください。
