寄り道をしたおかげで世界の広さを知ることができた。
by 成毛眞
あなたはどんな寄り道をしていますか?
タイトルの言葉は、実業家の成毛眞氏の言葉です。
人生においては、いろんな寄り道をしたおかげで世界の広さを知ることができたのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは子供の頃、親に「寄り道しないでまっすぐに帰ってきなさい」とよく叱られたものです。
親としては、子供が危険な目に遭わないように、そして早く帰ってきて宿題をやらせたいという思いが働いたからの言葉だと思われます。
しかし、子供は子供で、寄り道をしてみたいという衝動にかられ、公園やお店に寄り道をして、時間がすぎるのも忘れて、帰りが遅くなってしまい、親に叱られてしまうことになってしまうわけです。
寄り道をしたいという気持ちは、子供に限った話ではなく、大人になってからもあると思います。
しかし、寄り道をするということは無駄なこと、悪いことばかりではなく、自分の世界を広げてくれるチャンスでもあると、実業家の成毛氏は述べています。
寄り道もせずに、ただひたすらまっすぐに進むだけでは、視野が広がることもなく、新たなことを知ることができないからです。
例えば、大人になってからも、仕事が終わってまっすぐに家に帰るのではなく、スポーツジムに寄ってみるとか、お店に寄ってみるとか、遠回りして道を変えてみるだけでも良いと思います。
スポーツを始めるきっかけになったり、新たな出会いがあったり、新たな趣味が見つかったりする可能性が広がるというわけです。
ただまっすぐに帰っただけでは、経験できなかったこと、発見できなかったことが、少し寄り道をしたおかげで、新たな出会いや発見があるというのはよくある話で、人生の幅が大きく広がることもあるのです。
そういう意味では、人生には無駄なことなど何一つないのかもしれません。
いつも同じことの繰り返しでは、人生そのものが味気なく、単調になってしまいますし、つまらないと思います。
新たな発見や出会いがあると、それが刺激となってストレス発散になったり、モチベーションが上がったりする可能性もあります。
いつも同じことの繰り返しではなく、ちょっと変わったことをやってみる、寄り道をしてみるという心のゆとりも必要だと思います。
「ちょっと寄り道してみよう」
ときにはそんな気分になってみるのも、あなたの人生を変えるきっかけになるかもしれませんよ。
