始まりは怖い。終わりはたいてい悲しい。でも、一番大事なのはその間よ。
by 映画「微笑みよもう一度」より
あなたは、思い切ってスタートラインに立てますか?
タイトルの言葉は、1998年製作のアメリカ映画「微笑みよもう一度」の中のセリフの一節です。
始めることは怖く、終わりはたいてい悲しいものであるが、大事なのはその間の行動だと述べた深いメッセージですね。
私たちは、何か新しいことを始めるときや、困難なことに挑戦しようとするとき、それをスタートすることが怖くなるときってありますよね。
これまでの人生で経験したことのないことを始めようとするわけですから、怖くなるのも当然のことです。
しかし、自分自身が始めようと決意したのであれば、まずはスタートラインに立って走り始めることが大事です。
そこには言い知れぬ恐怖感があるかもしれませんが、まずはその恐怖心に打ち勝ち、スタートし始めることが重要になります。
はじめの一歩を踏み出さなければ何も始まりませんからね。
そしてスタートするということはゴール、つまり終わりがあるということになります。
初めてのこと、困難なことを始めるわけですから、その終わりはたいてい悲しい結末になることが多いはずです。
しかし、決して落ち込んだり、心が折れることのないようにしてください。
あなたはスタートラインに立って走り始め、行動を始めたのですから、それだけでも誇りに思って良いのです。
たいていの人は、心で思うだけで具体的な行動を起こせないまま、終わってしまいます。
つまり、スタートラインにも立っていないのです。
人間にとって大事なのは、具体的にどんな行動をとったかなのです。
たとえ失敗したからといって、何もしないよりは、何か行動を起こして、うまくいかなかったことの方が尊く、立派であることは間違いありません。
そして、その失敗も決して無駄になることはなく、その後の人生に役に立つはずなのですから。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動を始めることも、もしかしたら怖いと感じることがあるかもしれません。
「自分にできるかな」とか「周りの人に何と思われるだろうか」などと余計なことを考えすぎてしまい、始めることを躊躇してしまう人もいるかもしれません。
しかし、SDGsの活動はそんなに難しく考える必要は全くありません。
未来の地球と人類のために、少しでも良いと思うこと、自分にできることを実行すれば良いのであって、何か大きな目標を立てなければならないとか、困難なことに挑戦するとか、そんなふうに考える必要はないのです。
そして、たとえうまく行かなくても、目標達成が果たせなくても、心折れることのないようにしてください。
行動を始めたこと自体が、とても立派で尊い行動なのですから。