ことわざ

朝の一時は晩の二時に当たる。(あさのひとときはばんのふたときにあたる)

朝の一時は晩の二時に当たる。
(あさのひとときはばんのふたときにあたる)

by日本のことわざ

あなたは、朝型人間ですか? それとも夜型人間ですか?

タイトルの言葉は、日本のことわざです。
早起きは三文の徳ということわざが有名ですが、教訓としては同じような意味のことわざになります。
「朝は仕事がはかどるので、なるべく早く起きて、朝に活発に仕事をしなさい。」という意味です。
一時(ひととき)とは、昔の時間の数え方で今の2時間です。二時(ふたとき)は4時間なので、朝の仕事は、夜の仕事よりも2倍効率が良いということになります。

朝、目覚めたすぐ後は、脳が起きたばかりなので、最も頭が冴えている状態です。
脳が活発に動いて冴えている状態で仕事をすれば、効率よく仕事ができるのは当然です。
しかし、夜になると、脳が疲れてきて徐々に鈍ってきます。
日中、ずっと頭を使っているので疲れてくるのは当然です。
走り続ければ足が疲れてくるのと同じなのです。

朝が最も脳が冴えているというのは、脳科学的にも証明されています。
「朝、起きるのが苦手」とか「朝は頭が冴えない」などと言う人がいますが、間違いです。
早起きの良さについては、日本のみならず、世界中に同じようなことわざがあり、推奨されているのです。
朝は苦手だと思っている人は、早起きを習慣にして健康的な規則正しい生活ができるよう心掛けましょう。

SDGsの目標3は「すべての人に健康と福祉を」です。
健康維持のためには、早寝早起きが基本です。そして、朝起きてすぐに仕事を始めれば、効率よく仕事がはかどり、時間の有効活用につながるのです。
心得ておきましょう。

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