人間を堕落に導くもっとも大きな悪魔は、自分自身を嫌う心である。
by ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
あなたは自分自身のことを嫌ってはいませんか?
タイトルの言葉は、ドイツの詩人で劇作家でもあるヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの言葉です。
人間を堕落される最も大きな原因は、自分自身を嫌う心だと述べた深いメッセージですね。
私たちの社会にはいろんな人が生きているわけですが、自分にとって付き合いにくい人、苦手な人もいるわけです。
中には、顔を見るのもイヤだと感じるほど、嫌いな人もいるかもしれません。
自分とは考え方や価値観が違う人を嫌ってしまうこと、苦手だと思ってしまうのは、仕方がないことかもしれません。
無理矢理、好きになろうとする必要もないと思います。
ただし、自分自身を嫌うようなことは決してしないようにしましょう。
自分自身というのは、世界中に存在する数多くの人間の中で、唯一無二の存在であるわけで、そんな自分自身を嫌うというのは、自身の人生を堕落へと陥れる、本当に愚かな考え方と言えます。
たとえ世界中のすべての人間を嫌いだと思えたとしても、自分自身だけは嫌ってはいけないのです。
自分自身を嫌うような人は、決して幸福になることも成功することもないからです。
自分自身を嫌いになる原因を考えてみると、他の人と比べて自分が劣っているとか、能力が低いからだと思い込んでいるからです。
自分と誰かとを比べること自体がナンセンスなことであり、自分は自分らしく生きていければいいのです。
ときには誰かと競争しなければならないこともあるかもしれませんが、競争に負けたからといって、自分がダメな人間ではないのです。
もちろん、負けたことで心が折れてしまい、落ち込んでしまうことは仕方ありませんが、だからといって自分自身を嫌ってはいけないのです。
自分という人間は、この世に一人しかいませんし、唯一無二の存在であり、かけがえのない存在だということを決して忘れないようにしてください。
そして自分自身だけは常に好きでいるように努めてください。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、自分を大事にするという気持ちを忘れずに行動するように努めてください。
未来の地球と人類のために、少しでも良い社会にしようと頑張っている人たちなので、自分自身を嫌っている人はほぼいないと思います。
なぜなら、自分自身を嫌っているような人が、誰かのために、役に立つようなことをできるはずがないからです。
誰かを幸せにしたいという気持ちは、自分自身を幸せにすることにもつながります。
社会が良くなるということは、自分自身の幸福にもつながっていくのです。
SDGsという社会貢献を果たすことによっても、少しでも自分のやるべきことを果たしていきたいものですね。